カテゴリ:思い出の数々
平成5年12月号。 いまから15年も前だから、私がまだ51歳の若い(?)頃、元の会社で働いていた時代のもの。 会社では「研修の窓」という社内研修誌が毎月発行されており、12月号の巻頭に私の投稿した原稿が載ったものだった。 似顔絵は当時の写真を提出し、それを見て似顔絵を描くのが得意の編集委員が描いてくれたものだ。 当時、みんなから特徴がきちんと出てよく似ているといわれたものだ。 上記の画像の文章の後にはこう書いている。 今年の夏、市の斡旋もあり、生ゴミから堆肥を作る容器コンポストを購入してみた。庭の片隅に置き、台所で発生する野菜クズや落葉を入れておくと、発酵により有益な堆肥が出来るという。いまや環境問題が大きくクローズアップされている時だけに、なるべくゴミを出さないということに貢献できると思った。確かに容器を利用するようになってから、公共のゴミ箱に捨てる量が減っている。また、毎年草花栽培用の市販腐葉土を園芸店から買い求めているが、来年からは自家製の腐葉土が使えるとあって、春の植え替え時期が待ち遠しい。 考えてみれば、高度経済成長期には私達も生活向上もどんど進み、欲しいものを欲しい時いくらでも手にすることができ、それが豊かな生活と考えていた。そこから発生するさまざまな問題をじっくり考えることを怠っていたのかもしれない。 その繁栄が永久に続くという保証がないことに気付いたのは、バブル経済崩壊後のいまの姿ではないだろうか。もう一回じっくり足元を見つめ直す必要があろう。 私達の生活の基盤になっている○○会社も例外なく厳しい嵐に遭遇している。生き残りを賭けた競争に打ち勝って行くためにも、私達の知恵と実践の汗が必要である。・・・・・・・ ・・・・・(以下省略) ふふふ、結構マトモなことを書いていたなと我ながら感心。 その当時から、環境問題が取り上げられていたことがよくわかる。 経済状況も上り下がりがあり、会社の業績アップのために従業員の我々も努力を積み重ねていたことが思い出される。 この頃は、まだまだインターネットなどない時代。 その頃今のようなブログが存在していたらどんな日記を綴っていたかななんて思ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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