カテゴリ:思い出の数々
またひとり、戦後の歌謡界を代表する作曲家だった遠藤実さんが6日午前、急性心筋梗塞のため76歳の生涯を遂げられた。
これまで5000曲を超える歌を(作詞)作曲されたという。 遠藤さんは東京都生まれではあるが疎開で新潟県の高等小学校高等科を卒業された。 だから新潟とは縁が深く、遠藤さんは「私の心の中にいつも越後平野があった」と少年期を過ごした新潟への思いを綴っておられ、また新潟にゆかりのある曲も何曲か残してくれている。 小林幸子さんが歌った「雪椿」や新潟市の合併記念歌「越後絶唱」などがある。 私にはとりわけ思い出深い歌がある。 昭和43年のヒット曲「星 影 の ワ ル ツ」がそれ。 1 別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影の ワルツをうたおう 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に 2 一緒になれる 倖せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影の ワルツをうたおう あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓 3 さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツをうたおう 遠くで祈ろう 倖せを 遠くで祈ろう 倖せを 今夜も星が 降るようだ このカラオケの伴奏で歌ってみて下さい。 私達夫婦はこの年(昭和43年10月)に結婚式を挙げた。 そして披露宴の席で友人がこの「星影のワルツ」を声高々に歌ってくれた。 しかし・・・・ ♪ 別れることは・・・・♪ おいおい、いま結ばれたばかりの新郎新婦に別かれるとは縁起の悪い? 実はその席では、誰もそんな縁起をかずく人は居らず、歌が終わった後は拍手が起こった。 そういう試練を経たためか、私達夫婦の間にこれまで一度も離婚の危機は訪れませんでした。 むしろ年々親密度が深まるばかりで・・・・・(ちょっとノロケ過ぎ?) 遠藤先生にはご冥福をお祈り申しあげます 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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