カテゴリ:えっ、それホント?
「安物買いの銭失い」という諺がある。
解説にはこんなことが書かれている。 「安物は品が悪い。それを承知しながらも安い物を買いたがる人がいる。その人とて計算しない訳ではないのだ。高い物を2年使うよりは、その半値の物を1年半使いのばせば、その方がよいという考えての上だ。しかし現実には1年半もたず、使い心地、能率も悪いということになり、結果的には何倍かの損になる。安物買いは銭をなくすも同然だと、長い経験に基づく真理を教えることわざである」と。 敢えて、その諺に逆らうことをやってしまった。 先日の旅行の途中で寄った「世界のらん展」の会場に、いろいろな出店が商売していた。 食べ物が主で、次々味にしては妻が買い込む。 あっといい間に10000円ほどの買い物をしてしまった。 その中に腕時計を売っている店があった。 「1個1000円」という看板。 あまり安過ぎて気持ちが悪い。 でも手に取ってみると、そんなに粗雑品にも見えない。 「何でこんなに安いの?」 「いまこういう不景気で在庫がたまり、安く売ってでもお金に変えたいため」との答え。 実は私も最近まで使っていた腕時計が電池切れを起し止まってしまい、いまは時計なしでいる。 けっこう携帯電話が時計代わりになるので、もっぱら携帯で時間確認していた。 ある情報でも、携帯が時計の役割もするので、腕時計の需要が落ちたと書いてあった。 でもいちいち携帯を出して時間を見るのも煩わしいときがある。 腕時計ならさっと手をかざせば見れるから便利だ。 妻が「いま不自由しているなら買ったら」と声をかけてくれた。 電池を入れたつもりなら安いものだ。1000円捨てたつもりで買ってみるか。 ということで写真のような数字が見やすい時計を買った。 鎖もまあまあしっかりしている。 時間の狂いもいまのところ確認出来ない。 国産だと言っていたが一流メーカー品でないのは確か。 そのうちに化けの皮が剥げるかもしれない。 後日、「やっぱり安物買いだった」と後悔したくないがどうなることか・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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