オニャンキーの世界

永六輔氏は
４０代の夫婦は我慢の夫婦
５０代の夫婦はあきらめの夫婦
６０代の夫婦は感謝しあう夫婦
と書いておられる。

確かに長く夫婦生活をしていると、マンネリ化してくる。
若い頃のような新鮮味がどんどん失われていく。
不満もいっぱい生ずるが、いまさら言い合ってもしょうがないと我慢し諦めてしまう。
そんな４０～５０代の夫婦も、さすが６０代に突入すると自分だけでなんでもやれるという自信がなくなってくる。
そしてお互いの存在感をあらためて見直すようになる。
我慢やあきらめを乗り越えて感謝しあえる存在に変化する。
こうなればシメタものだ。
きっと７０代には労り合える夫婦になれる。
８０代ではどちらか元気な方が相手に奉仕する夫婦になる。
ただ・・・・それまで私は生きているかどうか？

こういう私の言葉を遮って、妻はこう言う。
「９０の声を聞くまで元気で好きなことをしあって生きようよ。どうせ一度の人生なんだから」と。
やっぱり女性は強い！