カテゴリ:今日の写真から
昔の美しい女性を形容した言葉に 『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿が百合(ゆり)の花』がある。
ある書によれば、この諺は、江戸時代の天明年間の諺辞典『譬喩尽=たとえづくし』に記載されているという。 そしてこの諺には、3つの解釈が出来るという。 1番目は、美人の形容詞、和服の女性の姿の美しさを讃えたもの。 2番目は、立ち上から芍薬を、座りながら横から牡丹を、歩きながら百合の花を観賞するのが、最も美しく見える花の姿を表しているという解釈。 3番目は、漢方的解釈。腹が立つとは、腹の筋肉が緊張状態、つまりお臍が縦長の人は、芍薬を服用すれば精神的肉体異常を解消出来ます。 座ればとは、下半身に鬱血があって、尻の重い女性には牡丹を飲みなさい。 精神不安、不眠等に悩む繊細な神経の女性には百合を服用すれば精神が安定し美しくなります。 この解釈はさておき、我が家の庭には毎年百合の花が咲く。 毎年何も手入れしなくとも、ちゃんと球根が増えながら花数を増す。 この前まで蕾を確認していたが、今日の雨で一気に開花したようだ。 もう脇に1個蕾がありますね。 さらに別の場所で7個も蕾が膨らんでいる百合があります。 この百合は黄色の花を咲かすはず。 前段の芍薬や牡丹の花は、どちらかというと昔の日本調という感じ。 でも百合はもう少し近代的な感じがする。 芍薬や牡丹の花は「ずんぐり体系の優しい純日本女性」のイメージ。 それに対し、百合の花は「八頭身美人」というイメージが強い。 でも、これは私だけの感覚かな? この百合が歩く姿、・・・・くびれた腰を振りながら背の高い女性の歩く姿と重なる。 でも、百合の花の雄蕊や雌蕊が要注意。 この花粉が肌や衣服に付いたら大変。色が簡単に落ちない。 こういう美人に見初められ追い掛けられたら怖いぞ~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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