カテゴリ:心に残る一言
『自分を幸福だと思う人が、幸福な人なのだ』(プリュウス・サイラス)
なんだか分かったような分からないような、当たり前のことのような、でも釈然としないでもない。 でも考えた。 私は今、こんなに自分が望んでいたことが次々と叶うことが本当にいいのだろうかと。 一昨年春、長年欲しいと思っていたCanonのデジカメ一眼レフ(約10万円)を買うことを認めてもらった。 今年3月に最新のパソコン iMac(約16万円)が欲しいと要望し、見事願いを聞き入れてもらった。 そして今回ハイブリッド車のインサイト(約220万円)。 矢継ぎ早に高額な物を手に入れることが出来たことに、自分の幸せを感ずる。 幼い頃から我が家は貧しく、欲しい物を得ることなど到底望める環境でなかった。 だから半分あきらめの人生で育ってきたようなものだった。 妻も、聞けば私よりもっと厳しい家庭環境だったようだ。 貧しい環境の二人が一緒になれたのはむしろラッキーだった。 その後の人生にも、この苦しい体験が陰に陽にプラスになっている。 幾多の困難なことにも、それなりの苦労しながら耐え忍んで乗り切ってこれた。 そして晩年のいま、そんなに特別裕福ではないけれど、いざとなれば少々工面してもらえるだけの備蓄が出来たのだった。 我が家の大蔵大臣様には頭が上がらない。(別の方はもっと上がらないかな。苦笑) 妻に対しこの感謝の気持ちは常に持ち合わせている。 この夫婦愛構築こそ、最大の幸福なのだと思う。 今日は七夕だけど、残念ながら雨が降っていて星は見えない。 心の短冊に「一生幸せに連れ添えますように」と書いて飾ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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