カテゴリ:プラプラ歩き
昨日の「屏風祭り」での出来事から。
ここの展示は、町屋の歴史ある家に代々伝わってきた屏風やお人形を、この時期(祭り期間)自分の家の一角に展示してあり、観光客が自由に入って見物出来るのです。 店の一角に飾る家もあれば、自分たちが生活している奥の部屋を開放して展示している家もありさまざまです。 私たちはある老舗のお菓子屋さんの店に入り、「お邪魔しま~す」奥の方へ進む。 「どうぞ~」と言われ、これまで通り遠慮なく靴を脱いで部屋にあがる。 ところが、じつはその部屋は、つい先ほどまで茶道教室を開いており、終わったばかりだったのです(後で分かる)。 そんなことはこちらはまったく知らないで入ったのです。 そこにおられた上品なおばあさんに、いろいろ話しかけて説明を聞いたりしていていました。 「おいくつですか?」 「もう84になりました」 「ま~お若い!」 だんだん話が弾むと「どうですか、お茶を一服」と。 ここのおばあさんがお茶の先生で、まだ後方付けで残っていた生徒さん二人に「お茶を立てて差し上げて」と。 私たちは慌てて「そ、そんなことしないでください。私たちはただ、素晴らしい屏風を見せてもらうのに上がっただけですから」と辞退する。 でも「そんなこと言わないで、気楽にどうぞ受けてください」と。 とうとう結局断りきれず、緊張して正座する私たち。 それでも妻は昔茶道を習ったことがありある程度余裕あり。 私はまったくその経験なし。「エラいことになったな~と」体がこわばる。 とにかく、妻の動作を横目ににらんで私は必死に猿真似するしか方法がなかった・・・・・汗;;;;;; ここはお菓子屋さんだけ合って、お茶に合う上品な和菓子も出され、2個づつ頂いた。 この間約30分・・・・緊張の時間でありました。 丁重にお礼を述べて、帰り際には感謝の意も込めて1200円ほどのお菓子を買いました(笑) お茶に出されたお菓子もあり、1個200円もするもの。二人で800円分頂いた計算(驚!!) いや~予想もしないハプニング。でもいい経験させていただきました。 上記写真、礼状と一緒に後日送ってあげようと思います。 さて、これは私たち夫婦の似顔絵。 あるアトリエに入ったら10分くらいで描いてくれるというのでお願いしました。 終わってから、描いてくれた彼女をパチり。 この似顔、本物より若い?でもきちんと特徴をとらえております。 さっそく帰宅して居間に飾りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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