カテゴリ:何気ない日常生活から
長男の息子が美容師修行中で、横浜でアパート住まいをしているとき知人から譲ってもらった生後間もないメス猫が「リリー」。
息子は5年の修行を積んで地元新潟に帰ってきた。 当然「リリー」も一緒。感心なことに子どもが産まれないよう避妊手術を済ませていた。 戻ってしばらくはさっぱり家族になじまず「ちっとも可愛気のない猫だね~」と敬遠された時もあった。 時は経ち、「リリー」も今年で16歳。 人間でいえば、80歳を超えているとも。 もちろんここまでくれば家族の一員で家族みんなに可愛がられていた。 とくに私に懐いていることは前の日記で紹介済み。 しかし、衰えの兆候は顕著で、敏捷性がなくなってきているのは私もうすうす肌で感じていた。 いずれそのうち別れのときも・・・・・・私はそんなことを感じていた。 それが突然訪れた。 息子と夜は一緒の部屋で寝ているのに、朝方突然暴れ出したという。 平衡感覚を失ったようでまともに歩けない状態だったようだ。 そこで慌てて妻と息子で1階に下り外に行きたがっているようで縁側の戸を開けてやったら一目散に外で駆け出して行ったそうだ。 それから・・・・・・ず~と姿を見せない。 息子は外で「リリー」と呼んだり、家の周辺を検索したが分からない。 私は「猫は最期のときは飼い主に自分の屍は見せないものだというから・・・」と、もう死んだのではないかと仮定することを思うばかり。 でも、失踪(?)2日目の早朝、「ニャーン」という鳴き声で急いで縁側のカーテンを開けたら何と生きている姿を。 でも、完全に後ろ足が異常らしく、2、3歩進むとヨロヨロとよろめく。 食欲はなく、水を飲んでばかりいる。 こんな状態で10分以上も水を飲み続ける このまましばらく生きていていずれ・・・・なのか、また以前のような元気になるのか判断は出来ない。 今晩も夕飯の我々の脇でおとなしく寝ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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