カテゴリ:健康に関する話題
抗がん剤の力は凄い。でも考えたら恐ろしい。
「もしこのまま何も処置しないなら数年の命」と言われるガン細胞が私を蝕んでいた。 もうしばらく(半年以内)そのまま放置していたら、末期がんというランクで「余命○年」と宣告されていたかもしれない。 でも、さいわいその一歩手前で発見され治療開始でいい方向に進みつつあり、寿命は少し先延ばしが出来ている。 この化学療法(抗がん剤投与)で治療開始し、もう少しで2ヶ月になろうとしている。 半月は投薬期間であり、残りの半月は休薬期間で、それを繰り返している。 でもこの強い薬は副作用という厄介な症状も引き起こす危険性をはらんでいる。 がん細胞と一緒に大事な良い細胞まで殺してしまうのだから。 だから命を救ってくれる薬にも、恐ろしい毒の要素を含んでいることを十分認識していく必要がある。 私の場合(他の患者も同じ)必ず投薬治療前後に採血があり、そのデータで治療開始が可能かどうか、治療終了時には退院が可能かどうかの判断材料になります。 投薬で変化する良く分かるデータを表示しましょう。 次の数値は私の白血球数データです。 12月の治療前(11月30日)は 5800 だったのが治療後(12月17日)は 3100と大幅に減っております。 同じく1月の治療前(1月4日)は 7100 と大幅に戻っておりましたが治療後(1月18日)には3300と半減です。 もし3000を割っていたら治療は出来ませんし、退院も待ったがかかります。 ちなみに普通の人の基準値は 3500~8500と言われております。 皆さんは健康診断で測ってもらったデータではいくらでしたか? 白血球が減ると身体に侵入してきた病原菌と闘う力が弱まり、発病する危険があります。 私も退院時は「なるべく人ごみの多い所への外出は避けるように」と注意を受けております。 今私にどういう副作用が起きているかをざっと紹介しましょう。 食欲不振、口内炎、鼻血、立ちくらみ、倦怠感で何もしたくない、下痢までいかないけど軟便が1日3~4度も。 ざっとこんな症状が出ており、なかなかパソコンの前に座るのも辛い。 当然このブログも毎日更新出来ない。 そのため、皆様からの温かい励ましのコメントにお答えの書き込みが出来ないでおりますし、皆さんのブログ訪問などへの余力がありません(涙) でも、この状態がいつまでも続く訳でなく、もうしばらくするときっと元気が戻るはずです。 ほとんど先月と同じパターンを辿っております。 今日は、ちょっと無理して力を振り絞って更新しましたので、これで「お休み」させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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