カテゴリ:旅の思い出あれこれ
先回は失敗談を報告いたしましたが、今日は有益だった体験を報告します。 ゆっくりお風呂で寛いだあと、旅館のウリでもあるいろりのある休憩所に行きました。 上の写真がそうです。誰でも自由に利用出来ます。 いろりを囲んで4人が座れます。 妻と私が「お茶でも一杯いただこうか」と座りました。 炭火が赤々と炎を出し、その上に吊るされた黒い鉄瓶がジンジン音を立てて蒸気を出しております。 熱いのでやけどをしないよう蓋をとり、竹で出来た柄杓でお湯を急須に汲みお茶をいただきました。 茶菓子も用意してありご自由にお召し上がりくださいと。 そのとき同じ宿泊客の40~50代に見えるご夫婦も来られ、4人でいろりを囲んでお話が始まりました。 何とむこうは奥様が乳がんで13年前に手術し、その後も肺や脳に転移して闘病を重ねておられるとのこと。 湯船が4つ全部無料貸し切り制の温泉は珍しく、これなら他人から見られて嫌な思いもしないで済む。 手術でおっぱいを失った女性には貸し切り風呂は願ってもない福音だということもわかりました。 だから、この旅館には月1回くらいのペースで利用されてる常連さんということもわかりました。 同じ新潟県内にはここの「村杉温泉」の他に「栃尾又温泉」と二つもラジューム温泉がある県は珍しい。 以前は栃尾又温泉に通っていたけど、ネットでここ(村杉)もラジュム温泉だということが分かり、以後ここにに通っているとのこと。 同じがん患者ということもあって話は弾み、あっという間に1時間が経過。 夕食の時間に近ずいたので雑談は終わりました。 私たちも来月の休薬期間(2月末)にまた利用しようと思った次第です。 ここの名物時計も凄い。 まだちゃんと時間を刻んでおります。 翌日のチェックアウトが10時なので、帰るためフロントで清算してもらっているとき撮りました。 ちょうど10時の時を刻む音色は古(いにしえ)を偲ばせるおもむきのあるものでした。 妻との久しぶりの楽しみはパ~になったけど、別の面で有益でありました。 なぜなら、がんに効くといわれているラジューム温泉でこの我が身を癒すことが出来たのですから・・・・ 来月は今度は失敗しないように・・・・頑張る?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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