カテゴリ:健康に関する話題
ここのブログ14日に更新して今日で10日も経ちました。
その間何の音沙汰もないので、どうしたのだろうと不審に思われた方もいらっしゃることでしょう。 確か18日頃退院出来る予定ですと書きました。ところが抗がん剤の思わぬ副作用が次から次へと出て退院は大幅に遅れました。 もう少し詳しく説明申し上げましょう。 15日入院してすぐ採血検査(これはいつもと同じ)。ここ結果で抗がん剤の投与が出来るかどうかの判断が下されます。 私の場合は白血球が3000で基準すれすれ。3000以下だともう少しあげてからの投与となります。 「まあギリギリだけどいいかな」と医師の判断で16日に5時間くらいかけて点滴開始。 そして退院予定の18日朝再び採血。何と白血球が2400にまで低下。 「これで退院してインフルエンザなどの感染症に罹ったら大変なので、2~2日入院を延ばして体力回復の処置をとりましょう」ということになりました。 白血球を上げる注射を2回。2日後には倍の5000に増加、ちょっと恐ろしいですね。 その他にスポーツドリンクのような栄養源の点滴も2日掛けて2000ミリリットル。 ところがこのころからいつものような食欲不振、手足のしびれ等々の症状が次々と現れ、もう私はグロッキー状態。 全く食欲がなくなり昼飯をパスし、夕食を半分食べたけど全部嘔吐してしまい胃が受付ない状態になる。 おまけに37度近い微熱が続いていたのが37.8度まで上昇して、とうとう20日の退院予定もお流れに(涙)。 21日(日曜日)朝に体調も少し良くなったので、医師にお願いして退院許可をもらいようやく退院しました。 家に帰れば食べたいものを食べたいだけ口に入れられるので、不味くて戻しそうになる病院の食事を食べなくとも済む。 最も入院当時(昨年12月)ころは、食欲旺盛だったので、病院食も別に苦にならなかったのですが、こうして食欲不振になると、食べたくない物はムカムカして体が受け付けなくなるのです。 退院して2日間は安静して家で療養。23日に少し元気を取り戻したので、いままでたまっていた葬儀の後始末(おふくろがもらっていた遺族恩給、厚生年金、生命保険の手続きやその他諸々)のため役所などに奔走しました。 それが悪るかったのでしょうか、夕方から熱が37度に上昇。 早めに床に就いたのですが夜中の2時頃に体がだるくて目が覚め、隣に寝ている妻を起こし体温計を持ってきてもらう。 なんと測ったら38度に上昇。「これだと夜が明けたら病院へ連絡して入院かな」と弱気になる。 病院からは少しでも体調が悪かったらすぐ入院して下さいと言われているのです。 それでも、妻からさっぱりした飲み物を用意してもらい飲んだら体が楽になる。 その後また寝てしまい朝の体温が36.7度まで下がっており、だるさも軽くなり病院に戻ることを止める。 もちろん今も37度近い微熱が続いているので安静しながら過ごしております。 まさに私の体は、体内のがん細胞と闘っているわけですが、抗がん剤の副作用との闘いの方が大きいように思います。 寝ていていろいろ考えます。 必ず治っていろいろやりたいことをやりたいと。 反面「本当におれは元気になれるのだろうか。このままずるずる体力が落ち、ゆくゆくは・・・・」なんて弱気の不安も顔をのぞかせます。 でも、懸命に看病してくれる妻はじめ家族のみんな、そしてこうしてネットのお友達の激励を受けているのだから、負けてはいけないと思い直しています。 今日もこのブログ更新、実は体がキツいのですが、敢えて力を振り絞って入力した次第です。 このあといつ体力が戻るかの勝負。それまでご無沙汰が続くことをご了解願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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