カテゴリ:健康に関する話題
私はこの病気(がん)に罹ってから体の抵抗力が大きく変わった。
そのひとつが、低気温に対してめっぽう弱くなったことである。 以前は冬でも半袖1枚で布団に入って寝ていた。 薄着でも、その内体温で布団内の空気を温め、別に寒いとも思わず寝れた。 しかし今は違う。体が冷えていると、とてもこのままで眠れるものでない。 寝る前に風呂に入り体を温め、厚めのパジャマを着て就寝となる。 それに布団には前もって湯たんぽを入れ、これの温かさを借りて朝まで熟睡できる。 今は夕方6時頃には、この湯たんぽを布団のなかに入れるようにしている。 おふくろが使っていた電気毛布もあるが、なぜか私は湯たんぽの方が気に入っている。 30分もすればヤカンの水が熱湯となり、この熱湯が朝まで保温効果を発揮し、 そのお湯で顔を洗えるのだから重宝そのもの。 電気代も掛からない(お湯を沸かす燃料代の方が安い)ので家計のためにもなるはずだと思っている。 さて、この「湯たんぽ」の名前は日本人の大誤解から生まれたものだという。 中国では「湯婆子(たんぽつ)」と呼んでいたという。 「つ」はとくに意味のない接尾辞なので、はぶいてもさほど問題はなく「たんぽ」にすればよかったのだという。 どうやら最初にこの言葉を知った日本人は、これに「湯」という意味が含まれていることに気がつかなかったらしい。 そこでご丁寧にもう一つ頭に「湯」をつけて「湯たんぽ」としてしまった。 漢字で書くと「湯湯婆」となる。 この湯たんぽをPRする記事が江戸時代の「和漢三才図会」(1715年)に載っている。 「大きな枕のごとし、而して小口あり、湯を盛り褥(しとね)傍らにおく、 もって腰脚をあたたむ、因って婆の名を得」 ↓ 私が愛用している湯たんぽ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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