オニャンキーの世界

涙が目から休むことなく流れ出ることに戸惑っております。

前々から抗がん剤の副作用で流涙現象が起こることは経験済みでしたが、
ここにきてその度合いが激しくなったような気がします。

今も、このブログを書くのにパソコンに向かってインプットしておりますが、涙で時々画面がかすみ、
その都度目を拭いています。

こんなことはまだいい方で、一番困るのは外出の時です。

まだ寒さが残っていますので、厚手のアノラックを身にまとい毛糸の手袋をつけ防寒対策をしっかりして出ます。

今日も１５分ばかりの所へ用足しに行って来ましたが、涙が止まらないのでその涙を手袋の指先で吸わせるため、
濡れて色が変わってしまいました。

病院から薬もらい最初は効果もあったのですが、抗生物質が含まれているようで常用していたら
最近はあまり効果がなくなったようです。

暖かいと少しは涙の出る量も少なくなるようですので、早く暖かい春が到来することを望むのみです。

それに引き替え食欲の方はおかげさまで元に戻りつつあります。

最近は三度の食事は全部食べ、間食にも手が伸びるありさまです。

その割には体重はあまり変わりませんので安心しています。

舌の味覚も徐々に戻ってきているのですが、我が家の食事は薄味のためか
なかなか美味しさを感ずることが出来ないのが残念です。

市販のお惣菜はかなり濃い味のものもあり、これだとしっかり味も感じられ、そういうおかずを希望するのですが、
塩分が多いと体に悪いということで妻からなかなか認めてもらえず困っています。

こうなったら暇な時間が出来た私が料理を作ってみようかなと思うようになりました。

妻は「どうぞどうぞ」と歓迎してくれています。

私はこの病気をしてから、無性にパンが食べたくなり好きになりました。

以前は米食オンリーで、パン食は余程のことがないと食べない私でしただけに好みの変化に戸惑っております。

実は今日書店に寄り、NHKの「きょうの料理」４月号のテキストを買ってきました。

４月号は「春はパン！」という表紙の文字に目がとまったのも理由のひとつです。

「べーシックサンド」「ボリュームサンド」「おやつパン」「アレンジパン」といろいろなレシピが載っています。

「これだったら自分でも作れるかな？」と、ちょっと興味が湧いて来ました。

はたしてどうなることやら・・・・・・・