カテゴリ:旅の思い出あれこれ
昨日のブログの続きです。 この旅館は創業が大正六年だと言い、築百年の古民家のような小さな温泉旅館です。 でも中はピカピカです。 1日たった10組しか受けないということからも規模がおおよそ想像出来るでしょう。 外観はここのホームページの絵とそっくりです。 囲炉裏のある部屋とか、こたつのある部屋もありますが、私たちは普通の部屋にしました。 そのかわり、こうして玄関脇に誰でも自由に利用出来る囲炉裏があり、鉄瓶からはジンジン湯気が立っております。 ここでこのお湯を入れてお茶を飲みながら、他のお客さんと会話が出来るのがまた楽しいものです。 ここは安産の湯とも言われ、体が温まるので子宝に恵まれることを願ってくる客もあるようです。 今回はお腹に5ヶ月の赤ちゃんがいるという若い妊婦さん夫婦と会話。 「1年前に来て妊娠し、子どもが生まれるとしばらくは育児に追われこうして温泉にも来れなくなるので 今回2度目になりますが来ました」と話されていました。 そうなんです。ここは全部(4つ)無料貸し切り風呂なので、夫婦や恋人同士など何のためらいもなく 楽しめる良さがあります。 だから結構若いカップル(昨日は3組)とか、病気療養を兼ねてラジュウム温泉目的の人たちが多いようです。 私はもちろんがん細胞をなくしたいと思っていますので後者の組です。 私と同じように。もう一組頭にネット帽子をかぶった婦人(多分抗がん剤で脱毛?)とそのご主人にも会いました。 遠く大阪の堺ナンバーの車や、県外の車が数台見受けられました。 含有するラジュウムなどは、有名な秋田の玉川温泉より豊富なことが最近分かりました。 ここがあんまり全国に知れ渡ると混雑するので、いまのまま静かで素朴な旅館であってほしいと自分勝手に ムシのいいことを思ったりしました。 昨日の朝は寒波の影響で小雪がちらつきました。 これはチャンスとばかり風流な雪見風呂を体験をと露天風呂に妻と直行しました。 約1時間そこで楽しんだのは良かったのですが、終わり頃にピカッと稲光のようなものを感じ、 光った方向に目を向けると、慌ててデジカメを持った手が窓格子のなかに消えるのを確認。 これってとうさつだよね。 フラッシュなど光られなければ(多分デバ亀にとっては想定外だったのだろうが)まだいっぱい とうさつされたかもしれない。 「こんな年寄りを撮ったってちっとも面白くも何でもないだろうに」と思いつつ、 そこで上がることにしました。 犯人探しもバカバカしいので止めました。 さて話題は変わります。 この旅館の片隅に名水の清水が引かれております。 自由に汲んで家に持ち帰ってもいいので、私たちも大きな容器を持参していただいて来ました。 お茶やコーヒーにこの水を湧かして飲みます。 やっぱり普段家で飲んでいる水道水と比べたら、まろやかさは抜群に違います。 前回のブログでこの旅館の大時計を紹介しましたが、どのくらい大きいか私が横に立って撮影しました。 私が171センチですので、2メートルはありそうです。 文字盤はそうとう汚れも見受けられますが、まだまだ現役で時を刻んでおります。 こんな旅館の名物を表示した小物も自由に持ち帰れます。 コースターとマッチ。 今度の利用は秋になるかな? わいせな表現が含まれていると受け付け拒否されましたので、 「とうさつ」や「でばかめ」は漢字表示にしませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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