オニャンキーの世界

予定通り本日退院出来ました。

入院して６日に抗がん剤の点滴挿入をしましたが、今のところ身体に変化はありません。

点滴のときの順序は次の通りです。

まず最初に吐き気予防と抗がん剤の過敏反応とむくみ防止用の点滴を約１５分おこないます。

そして抗腫瘍剤（タキソテール）と生理食塩水の混合液の点滴を１時間かけておこないます。

続いて同じく抗腫瘍剤（シスプラチン）と生理食塩水の混合液の点滴を２時間かけておこないます。

そのあと、ラシックスという利尿剤を投与して、おしっこを出しやすくします。

これはシスプラチンによる副作用で腎機能が悪化することあるので、点滴による水分補給と利尿剤使用により
尿量を確保して副作用を予防・軽減をはかるためにやります。

この利尿剤を入れると、約１５分くらいの間隔で４００CCくらいの尿を立て続けに３～４回トイレに
行くことになります。

この尿は全部容器にとり、検量する機械に入れて管理されます。

最後に水分補給の生理食塩水を９０分点滴しておしまいとなります。

液の落ち方の調整が正確にいかないので、約５時間で終わる予定が１時間くらい長引いてしまうこともあります。

毎回、この投与の前に次の説明と同意書にサインします。（これをしないと投与がおこなわれない）

副作用：骨髄抑制（白血球減少、貧血、血小板減少）、食欲不振、嘔気嘔吐、
肝機能障害、腎機能障害、脱毛、色素沈着など

恐ろしいことの羅列ですが、必ずしもこれが全部起こるものでなく、そういう可能性があるということですと
付け加えられます。

この点滴と同時に毎日朝晩の食事後にTS-1という抗がん用の口径錠剤を３カプセルずつのみます。

これは退院して家にいても１４日間続けます。

実はこの副作用がジワジワ効いてきて、日を追う毎に体調が弱ってくるのです。

今日はまだその副作用は出て来ていません。

あと１週間もするとかなり厳しい状態になるのではないかという不安があります。

何とか１３日の桜見物の日帰り旅行まではいまの体調維持が出来ることを願っています。

ちょっと今日は難し言葉の羅列説明でお分かりにくかったことでしょう。

ゴメンナサイね。

ちょっと疲れていますのでこれで寝ます。

皆さんのブログ訪問や、書き込みへの応答は本日出来ないことお許しください。