カテゴリ:ちょっと考えたこと
同じようなことを前に書いたかもしれません。
息子たちが大きくなった今だからこそ?さらに考えさせられるのです。 子育て経験のあるみなさん。 自分の子が小さい時の子育てはどうでしたか? 一緒に、手伝ってくれる人がいましたか? 一緒に、親子で遊ぶ仲間がいましたか? 弱音を吐いても、受け止めてくれる人がいましたか? 今日はもう無理、っていうときに、いいよ、預かるよ?って言ってくれる人がいましたか? 完璧にやらなくていいよ、ってそっと言ってくれる人がいましたか? ママとしてではなく、私という人として、見てもらえるところにいましたか? 子育て環境って、ママだけが頑張ってどうにかするものなのでしょうか。 きつい子育てをしているのは、ママのせいなのでしょうか。 努力が足りないのでしょうか。 *** 親になった人は人それぞれだとは思います。 さほど苦もなく、子育てに取り組める人。 日中、大人と話さなくて、寝不足で、自分の行動がままならなくても 「子育てに専念している自分」を、自分や家族が認めてくれて、 十分。という人もいるかもしれません。 気楽に、ヘルプを出せる人がいるかもしれない。 しかしともすると、 大人と話さない毎日。頻回の授乳、おむつ替え。大量の洗濯物。 成長過程のケア。 それを一人で抱えてしまう(抱えざるを得ない)人もいます。 それを苦に思うメンタリティは、決して異常ではないと思います。 そういうときに、だれでもいいから、 そっと寄り添うことができたり、 時には、優先順位をつけて、後回しにしていいことがある、と言ってくれたり 手伝ってくれたり。 そういう存在ってやっぱり必要です。 *** 母親が、きつい子育てをすることで、誰のためにもならない。 母親は、子どもが憎いわけでも嫌いなわけでもない。嫌いなわけがない。大好きなのに。 でも、もう手一杯で、とにかく、心身ともに手一杯のときに、 手のかかる子が四六時中そばにいる状態。耳元で泣かれたり、言うこと聞かなかったり。 限界がきます。 そのときの気持ちをせめて、シェアしてくれる何かがあったなら。 子どもたちが手を離れつつある今ですら、そんなことを思います。 幼少期、どんな環境で育つか。 もちろん、さまざまな事情があることだってあるでしょう。 時代背景とか、どう転んでもそうならざるを得なかったことを今から掘り返すことは 愚なのかもしれないけれど。 せめて、これから一人でも、そんな思いをする人が減りますように。 そのために、何ができるだろう。 そう思いながらの、10数年を過ごしてきたような気がしています。 ママたちが、すべてを抱え、すべてを自分の責任、と重たい荷を背負わなくていい、 そんな子育てができる世の中になってほしい、と切に願います。 誰のためでもない。みんなのために。子どもたちのために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.16 13:31:31
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