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靴磨きの本 [ 長谷川裕也 ] こちらの本を、家族が持っていて見せてもらいました。 なんでも長谷川さんという著者の方は、初めは自己流で 駅前で靴磨きをするも、下手だとお客さんに駄目だしされ そのあと靴磨きを学んでお店を持たれたそうです。 以前、テレビでも紹介されていたのを見たことがあり カウンター式の靴磨き店でお客さんはカウンター越しにご店主と 話をしたりして、とてもいい雰囲気のお店だなと思った記憶があります。 *** 我が家の三人目の息子が産まれて10年、なんとなくこの10年は 革靴をはく余裕がとにかくなかったなと思い返しました。 (体重が増えたこと、何かと億劫になってしまっている時期が長いことから) 私が革靴を意識したのは、高校生くらいに流行ったトラッド系のファッションから。 チェックのスカートに紺のブレザー、ハイソックスにコインローファー。 そうです、コインローファーがトラッドの象徴みたいな感じでした。 (ただ高校生当時は、白いスニーカーを履いていて革靴は持っていませんでしたし、 上記のような洋服も持っていなかったのです) 大学生になって、洋服が自由になって革靴を意識するようになりました。 当時社会人だった姉が持っていた(けれどほぼはいていなかった)サドルシューズを ときどき借りてはいてみたり。 アルバイトをして初めてもらったお給料でリーガルのチロリアンシューズを買いました。 (これはまだ持っています) 黒い革のパンプスを買ったのも大学生の頃でした。 (これは就活の時にも使ったし、何かと活躍してくれました) 革靴の手入れの方法を調べて、家でみがいてみたりもしていました。 就職してはいていた型押しのコインローファー。 茅ヶ崎で初めて買った革底のパンプス。 通勤に使った茶色のデッキシューズ。 静岡市内のショップで買ったウエスタン調のショートブーツ。 子どもができてから日替わり価格で手に入れたワラビー。 ヘビロテしすぎたぬめ革のバレエシューズ。 歩きやすい茶色のショートブーツ。 スモークグリーンのウイングチップのショートブーツ。 そんなにしょっちゅう買うわけでもない靴だけど ぼろぼろになるまで活躍してくれているものが多いです。 *** 手入れをすれば長くつかえる。 合皮のものもポップで安くて気楽な良さもあるけれど、 どういうわけか靴底などがあっという間にすりへって とてもじゃないけど補修もできずはき続けることができません。 埃だらけになっても、ブラシで汚れを落としてクリーナーで汚れ落とし 靴クリームを薄く塗ってブラッシングすることでまた 新品みたいな輝きを取り戻すよさがあります。 きっと本来の手入れ方法があるんだろうなと思いつつ、 じつはこの本には本当に丁寧にその方法や理屈がかかれていて それも、とても分かりやすいんです。読みやすい。 小難しいうんちくばかりとか、自分とかけ離れたアドバイスなどだと 興味をもって読めませんが、 装丁も含めてとても素晴らしい本です。 とかく、最近ではスニーカーブームというか流行りというか 楽だし歩きやすいし、私もスニーカーばかりはいています。 でも革の靴は、大切に手入れして育てる楽しみがあるということ。 きれいに磨いた靴で出かけると、人の心も元気にしてくれそうだという 著者の方の一言に、確かにそうだなあと思ったのでした。 また、革靴をみにいってみようかな?とも 思いました。 ゴールデンウイーク、なにしようかな?と ご自宅で過ごされる方、たまには靴の手入れでもしようかな? という方にもぴったりの一冊です。 本当に、おすすめします。^^ おまけ(写真) 生き返った、長年はいている靴たち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.29 17:42:11
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