カテゴリ:ちょっと考えたこと
今日、とても気になる記事を読みました。 「総務長が育休1カ月、トップ不在で育つ職場」 : NIKKEI STYLE の記事より → こちら 育休取得によって、何がどう変わったか、という内容で本当にすばらしく、 感嘆しています。 前にもこちらのブログで記したことがあるのですが、 人にはその人にしかできない仕事、というものがあるのかもしれないけれど では その人がいなければ、職場が回らない仕組み、というのは 一体何を生むのだろう? これは育休だけに関わらず、 有給休暇をとる、という場合でも同じかと思うのですが とかく、休みを取る、というと 「他の人に迷惑がかかる」からとりづらい という心配と背中合わせなことが 多いのではないでしょうか。 それでも、人間ですから休まないと働けない というのが実際のところではないでしょうか。 育休にいたっては、 わが子のその時期、その瞬間はその時しかない その時を親としてどうすごすのか、については、出産をした母親のみならず 父親も親としてどうかかわるか、重要なテーマだと思うのです。 がしかし、 「自分が職場に穴をあけられない」というような理由。 「法的には問題ないけれど職場ではとてもそんな空気、前例がない」という理由。 最近では育休開けに転勤を命じられた企業の話も話題になりましたが、 世の中の「育休」というものへの考え方も、そろそろ本当に転換してもいい時期ではないかと 思うことも多々あります。 社員(管理職)が育休を取ることで会社は損をするのか? 先日の私のブログ記事、有給休暇、のところを育休、に変えてもまるで同じことかもしれません。 それに加え、育休の場合はあきらかに、生後まもないわが子との関わり、が 外せないものであり、人生のうちにこの体験が休みを取った人に どう関わってくるのか? 先の、積水ハウスの方の記事だと、ご本人のこともさながら 社内でその準備をし、システムを作ったことで、企業側も大きな収穫があったようです。 本当にすばらしいことじゃないかと思います。 人が人として生きるときには、これまで考えられていた勤務の決まり、だけでは クリアできない部分だってあるのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.07 17:18:50
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