カテゴリ:ちょっと考えたこと
日々、つらいことがあっても好きなことがあると救われる。 それに熱中する、何も考えない時間が大事。 そんな言葉を目にしたことがあって、激しくうなずいたことがあります。 好きなこと。 好きなことは何ですか? とたずねられて、答えられますか? 好きなこと=嗜好 みたいな見方をすると、 自分が好きだと表明すること=自分のイメージ みたいにとらえる人もいるかもしれません。 「趣味は何ですか?」 「読書です」 (本当に?どんな本が好きなんですか?時間を忘れるほど本を読むのが好きなんですか?) 「音楽鑑賞です」 (本当に?どんな音楽が好きなんですか?時間を忘れるほど音楽を聴くのが好きなんですか?) 一般的にたずねられることの多い「趣味」というのは、つまり 好きなこと、と言いかえることができるでしょうか。 (もっとも、趣味は何ですか?などとたずねられる場面というのは、いわゆる面接のような 就職活動やらお見合いやら、そういう初対面の人への自己紹介の一部ともいえるようなものかもしれないですが) 外に向けてアピールする感じもある「ご趣味は?」の趣味。 それとは別に、 誰に言うでもない、言う必要もない、けど とにかくなんでか分らないけど心ひかれる、好きなもの。 で、 もしかしてどこかに、同じものを好きな人がいたら うれしいし話して盛り上がりたいよね! みたいな そういう、「好きなもの」 があるのは、本当にいいなあと思うのです。 なぜなら 他人の評価は他人が勝手にするものです。 その行為と自分とどんな関係があるかというと 「良く言われる」 「悪く言われる」 が観点になっているので、 「評価された」の「評価」に価値を見出すなら、 それが大事なのかもしれない。 でも本心にうそはつけないので、 どういうものがどのくらい好き、は 本当に好きなものであれば自分の心とダイレクトなのだろうし それを知った人からのリアクションやかかわり方も近い感覚になるのかもしれない。 その出し方に場面を選ぶという人は普通にいるだろうし、当たり前かもしれませんから どこにでも公言してアピールするべきもの、なんてことはないのでしょう、 問題は、自分の本心から好きかどうか? *** 本当に好きなもの は、見つけに行くのか? 勝手に見つかるのか? というところですが、とにかく何にせよ、 「本当に自分が好きなもの」 の存在が自分にとっての影響を大きくもつというのは ありそうな気がしているのです。 追記 もちろん 初めから好きだったわけでもないけど(なにかきっかけがあったとして) かかわるうちにドはまりする、というようなことだってあるでしょうね。 そう思うと 人に「なぜそれが好きなの?」という質問をすることは なんとなく、ナンセンスなような気もしてしまうのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.15 11:21:04
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