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まったり Oneday

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2020.09.29
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カテゴリ:仕事

商品を販売する現場にいます。

かれこれ、30年近くぶりではありますが。
それは置いておいて、
そんな中で今日ふと思ったことを書き留めておこうと思います。

***

商品を販売する。
販売するからには買ってくださるお客様がいるわけですが
そのお客様について思ったことです。

今わたしのいるセクションで、一般のお客様を相手に販売をすることがあるのですが、
ときおり仕入れたものが思うように売れない場合もあります。

その原因はいろいろあるとは思います。
(私個人としては、マーケティング不足の側面は否めないと思っていますが)

そして、仕入れとして買い取った以上、どうにかして販売しないとロスになってしまいます。

そんなときに、どう売りさばくのか。

売り場で割引する、従業員向けに割引する、などいろいろ方法があるとは思うのですが

とある中の人が、その人の関係の(職場の)人相手に売ってくる、というのがあるのです。

それは、系列の事務所と言うか関連の職場へ行く機会に持っていくと買ってくれる人がいるというもの。
そういうことでまとめて商品を持っていかれることがあるのです。

実は今日も、あと1週間ほどの賞味期限のものを持って出かけられた後をみながらいろいろ考えました。


こうやって、いわゆるその人の顔があるから売れる(買ってくれる人がいる)ということと
一般のお客様に販売するのと、何が違うのだろう。

実質、売上データとしてはいくつ売れた、というデータしか残りません。
売り場で週に数個しか売れないけれど、その従業員さんが持ち出せば、20個売れる。
それも、「20個売れた」という実績の数字しか残らない。
売れたか売れなかったか。

そりゃ売れなきゃいけないのだから、どんなことしてでも「売ってくる」

そのこと自体に間違いはないのだろうとは思うのですが。

でもそこで売り場で買ってくださる一般のお客様と、従業員さんが頼んだから買ってくれた(こちらももちろんお客様です)方となにが違うのだろう。と。

こちら側の、売れた時点での「売れ数」と「金額」は動かぬ実績です。

ですが、その時のお客様の心情は無視できないことだと私は考えます。

具体的に言うと、

お客様がどういう気持ちで購入して下さったか?ということです。

もちろん、頼まれて買ったという人も、いやいや買ったかどうかもわかりませんし、
初めはほしいわけでもなかったけど、別にそのくらいの値段なら買ってもいいと納得するから買っている
わけでしょうから、押し売りとまで言うのは言いすぎかなとは思います。

がしかし、

売り場で買ってくださるお客様は、よほど売り場の人間が押し売りしない限りは
いらない人は買わないだろうと思うのです。

その人が本当にほしいと思う品を買う。そのほうが
買って消費することで満足を得ていだたいている度合いが、高い気がする。

頼まれて買ったという場合は、さほどほしくもないけれど、付き合いだから買った。
商品自体は悪くもないし、まあたまにはそのくらいの買い物をしてもいいかもしれない。
買ってあげた相手にも恩を売れる(?)面もあるかもしれない。

そんなことで、買った時の状況が若干違うようにも思われます。

もちろん、ちょっとむりして

人にものを買ってもらうことができる人というのはその人の力でもあり、
買ってくれた人にはその後、後悔させないという自信があったりもするのかもしれない。
そのあたり、
買ってもらえる時点で何かしらの力が介在しているのだろうとは思うので
そのことについていちいち、意見を述べるというのもどうかとも思うのですが。

それでも
私は、ものをお客様に販売するという体で仕入れるのならば
どういうものが
どういうタイミングで
どのくらい
お客様に「必要とされているのか」
について、何かしらマーケティングするというのが、本来のあり方だろうとは思います。

売上というのは、自分たちに帰依する「実績」という見方もありますが

それは、お客様のニーズに即してご用意することができた見返りのようなものではないでしょうか。

実績、とわが手に戻ってくる前に、

「お客様の満足」があってこそ、なのだと思うのです。


本当のお客様の満足があるところには、必ずまた、お客様は足を運んでくださるのだろうと思います。
そのお客様の満足は、

先ず来られた時に、いくら売れた、ということではない。いくつ買ってくださった、ということでもない。

そこに来て、何かしら満足していかれた代わりに、何かしらにお代を払ってくださることもある。

それはその時なのか、次に見えた時なのか、はたまた、いつか来たいと思ってくださった時なのか。

それはわからないけれど、

たった一度のお客様との接点で「いくら売れた」「実績があった」ということよりも
(もちろんその時に実績となればよいかもしれませんが)

そこから先も、ここでこういう満足を得られたというお客様の満足度あってこその
次へのつながりが生まれるのではないかと思うのです。

だから

画面に残る数字よりも、その数字の背景を気にしていたいし、
最終的には、そのちょっと複雑そうな背景がその後に大きくかかわってくるのではないかと
私は今日の帰りの車の中で考えていたところです。







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Last updated  2020.09.29 20:45:04
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