カテゴリ:ちょっと考えたこと
いじめだとかハラスメントだとか、そういう類のことについて
「世の中にはそういうことは常にあり致し方ないこと」というような 考えを持つ人が多くいるのも事実なのか、と思ったりします。 職場だとか学校だとか家庭だとか。 私個人のことをいえば そういう場面に遭遇したときに、ただただ我慢して乗り切る みたいなことはできなくて、 たいてい、近くにいる人に助けを求めたり その助けを含め対処が難しいと感じたときは、自分でその場を去るというような 選択をしてきた(せざるを得なかった)ように思います。 自分がそのような場面にいる、そういう思いをしている、と 表明をすることですら、もしかしたら、簡単なことではないのかもしれない。 でも、自分は生き延びたいという選択をするのは、至極自然なことなのかなとも思うのです。 *** まず、自分のされていることおかれている状況について表明したときに 聞いた相手がどのように受け取り、言葉を投げ返すのか。も結構重要かもしれない。 「そんな細かいこと」 「些細なこと」 「どこにでもあること」 という返しをしがちではあるのですが。 これらの言葉は、表明した人の気持ちを受け止めてはいない。 むしろそう感じる人に対して 「しかたない」 「おまえは甘えている」 「我慢が足りない」 「わがままを言っているのではないか」 というような意見を返しているのではないかというくらいの言葉だと思う。 まずはその姿勢が。打ち明けた人にとってどうなのか、 もしかしたら、ただでさえ受けているダメージに追い打ちをかけるような一言なのではないか。 *** 具体的には記しませんが 自分のことを振り返ると ハラスメントに近いこと(私はまさにハラスメントだと感じていましたが)に対して 対処する責任がある人に対して相談をした際に 私の言葉や気持ちを受け取ってもらえたのかどうか。 「そんな細かいこと」 「ほかに大事なことがある」 そういった言葉は、明らかに自分の気持ちを受け取ってもらえたとは思わないし むしろ そういう相談をした自分のほうが間違っていたのではないか?と思わせるような一言だったのではないかと そう感じた自分がいました。 いろいろと時が経って (詳しい経緯は私はわからないけれど) 組織、人の集まりの中からハラスメント的なことをする人がいなくなるのは 被害者にとってはとても大きなことではあるのですが。 *** 被害を受ける側の人に、 そちらが悪いというような気持ちを抱かせる一言、というのはある。 自分も、身近な誰かにそんな一言を吐いてこなかっただろうか。 などとふと思う朝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.12 05:49:26
コメント(0) | コメントを書く
[ちょっと考えたこと] カテゴリの最新記事
|
|