ある日の買い物時に
先日、地元の某店舗に買い物に行った時のことです。家族の肌着を買ったあと、自分の肌着を買おう思って売り場で商品を見ていました。そうすると、売り場のコーナー内に白髪の男性がいます。明らかに、女性肌着コーナーなのですが、男性がいます。もちろん、ご家族や誰かのものを買いにきているかもしれませんが、どうやらそうでもない様子。売り場にいる人をちらちらと見ています。もしお買いもので聞きたいことがあれば、売り場の人に尋ねればいいと思うのですがそういう訳でもなく、明らかに棚越しに買い物をしている人を見ている。私は、背後に視線を感じてどうも落ち着いて買い物ができなくなってしまい、その場を後にしました。ただ、翌日使いたいものを買いたかったのでとても困りました。なんだかそのままじゃいけないような気がして、かといって売り場の人に何か言っているのを見つかるのも嫌だしと思い店舗内で場所を変えて事務所に電話をし、報告をしたのです。その後、30分ほどして売り場に戻るとお客さんも多く、売り場の人も増えていてそういった不審な人はいなかったので、要るものだけ買って帰りました。***店舗の人は売り場をチェックすると言っていたけれどどうだったのか気になった私はしつこいようだけれど店舗に確認しようと思いました。事務所の女性が電話にでたので「先ほどこういった件でご連絡しました」と尋ねたけれど「私は先ほど来たところなので分かりません」とのこと。再度、いきさつを話したところ「そういった場合は、すぐに店員に言ってください。対処できると思います」「変わったお客さんは日頃からいますが、なるべく気をつけてはいますが」とのこと。さっきの人は何だったのか気になったけれど、そこまでは分からないという。「お店の人を呼びに行くにも、その姿を見られていると思うと躊躇することもある」「ただこちらは、普通に買い物したいだけだけだったのですが」等もうしあげると「これ以上なにかありましたら責任者から折り返しますが」とのこと。電話代を配慮くださったようですが、こちらの通話料もフリー設定だったのでそのまま責任者の方につないでもらいました。「不快にさせて申し訳ない」「今後このようなことがあったら店員を呼んでほしい」とのこと。私はその辺りに疑問を感じました。また今度、買い物しているときにそういう人がいることがあるかもしれない?・・・その時点で、正直もうそのお店で買い物したくないな、と思いました。結論から言うと、女性肌着売り場に男性が入ってきた時点で店員が接客という方法を取れないものか?と思ったのです。もちろん、もともと接客方式をとっていない店舗ならばイレギュラーなことかもしれませんし店員に話しかけられず買い物をしたいというお客様もいるかもしれません。いかがでしょうか。先に申したように、男性にしつこく見られて不快だった。今後があるなら、そういう人がいない売り場で安心して買い物したい。が一利用者としての希望ではありますが、これは私のわがままでしょうか。一般的に女性客が肌着を買いに行った時は、そう思われる方の方が多いのではないでしょうか。先の責任者の方の提案では、それが保障されなさそうな感じがしました。自分が管理職なら、男性のお客様が女性肌着売り場にみえた時点で売り場担当者が「いらっしゃいませ。何かお探しでしょうか?」と声をかける。を売り場で徹底する。を提案したいと思いました。本当に買い物をされているなら(こういう言い方もアレかもしれませんが)「○○を探している」と仰るかもしれません。もともと決まったものをお求めならば、さっさと見つけてレジに行かれるでしょうが、何十分も売り場にとどまっているならば、探し物がないかもしくは、別の目的で売り場にいるのかもしれない。上記の理由から、従業員が接客するというのは、正当性があると思います。だれしもがお客様なので、売り場にいる時点で不審者扱いするのは失礼かもしれませんが逆に、誰でも入れる場所だからこそ、そこに買い物以外の目的であっても入れるという状況もあります。・・・それも今思えば、昼時の、従業員が少ない時間帯でした。だれしもが気持ちよく買い物ができるよう、従業員の方にフォローしていただきたいなというのが正直な気持ちです。それを、嫌な思いをした利用客に「次回はそのようなことがないよう徹底する」と約束するくらいの気持ちがあるか。そうでなければ「うちの店舗はそういう人がいることもあるから、それが嫌なら他のお店へ行ってください」と言っているようなものだとも思われました。あと、この件は店舗の責任うんぬん、というよりも、そういった目線で売り場をうろつく男性(と思われる人)がいた、ということ。もちろんそういうことを覗き見したいという欲求や心理はあるのかもしれませんが何のためらいもなく、その欲求のまま売り場に入ってこれるとしたらそれについて、みられている側は「はいそうですか」とは言いづらいものがある。安心して買い物ができないどころか、本当に嫌な気持ちになってしまいます。相手を嫌な気持ちにさせてしまうということへの想像力がない。そういう人が近くにいる気持ち悪さのようなものもあったと思います。あれから、その時に買えなかったものは通信販売で買うことにしました。また同じようなことがあると嫌だなという気持ちが勝ってしまいました・・・。サービス業におられるプロの方はどのように対処されるものなのでしょう。興味はあります。