|
テーマ:地震だ~~!!(870)
カテゴリ:つぶやき
3月30日~31日、福島県のいわきに行ってきました。
主人の母が一人暮らしなんです。 断水も解消され、お店もぼちぼち開き始めていたので、次男とみっきょも連れて行きました。 水汲みがないので何が手伝えるってわけじゃないんですけど、孫の顔を見たら元気がでるかなと思って。 主人は常磐道がいわきまで開通した日(21日)に行ってきたのですが、その時はまだ断水していて「自分がいたら水を余計に使うことになるから」と日帰りしてきました。 常磐道には亀裂、歪み、段差ができていて、車が跳ねると聞いていましたが、9日経って随分、復旧作業が進んでいました。 ひどい段差や亀裂にはアスファルトが流し込まれていました。 道路の白線を見ていると歪んでいるのがわかります。 車も変に揺れます。 下りの中郷サービスエリアは東京電力の基地になっていて閉鎖されています。 東京電力の車や東京消防庁特殊機動隊の車も走っていました。 母の家はいわき駅から車で10分かからないぐらいの山の上にあります。 だから津波の心配もないし、築48年の我が家よりも新しいので大丈夫だろうとは思っていたのですが、箪笥がいつも寝ているところに倒れてきたと…。 夜じゃなくてよかった…。 地震発生時は近所の人が来ていて玄関に座っておしゃべりしていたそうです。 一人じゃなくてよかった…。 一人だったらどれだけ怖かったことか…。 水汲みや買い物も近所の方が行くときは声をかけてくださって、車に乗せてもらったそうです。 近所付き合いって大切ですね。 買い物に出て車の中から見ているといつもと変わらない風景なのですが、屋根瓦が崩れてブルーシートで覆ってある家をたくさん見かけました。 3軒ほど潰れている家もありました。 2階から見える近所のお宅 孫の顔を見てもらうだけじゃなくて、私としては地震対策をしてきたかったんです。 ホームセンターはやっていましたが、箪笥を留める金具は売っていませんでした(東京のホームセンターで見つけた時に主人に買おうって言ったのにあっちで売ってるからなんて言うから…)。 仕方がないので箪笥の下に差し込む物を買いました。 私としては非常食とかの買い出しに行くつもりでしたが、結局は子供達が好きなお刺身とか、私達の晩酌用のビールとか買ってきました。 東京より物があるんですよ トイレットペーパー、ティッシュ、牛乳、食パン、納豆etc。 肉、魚、野菜と豊富なこと。 どうしても手に入らなかったのがポリタンク 水は出るようになったし、主人の兄やいろんな人がペットボトルを持ってきてくださったそうなので心配ないですが、いずれ買っておいた方がいいかもしれませんね。 いわき駅周辺はそれほど被害はなかったように見えますが、イトーヨーカ堂やイーオンのような大型店舗は地盤が沈下し建物のコンクリがむき出しになっていました。 でもお店はやっていました。 宝石屋とか洋服屋では商品を撤去してやっていない店もありましたが、薄暗い中で化粧品屋で美容相談しているお客さんを見たときは「たくましいなぁ」と思いました。 コムサはすっからかん もともと静かな所ですが、すっごく静かなんです。 子供がいるお宅では春休みということもあって避難しているようで、人が少ないんです。 原発から40km。 いわき市は一部地域が屋内退避になっているだけですが、マスクをしている人がたくさんいました。 テレビは情報が細かくて子供達の外遊びは大丈夫とか、庭いじりもOKとか。 畑仕事は長時間になるのでとか。 被災地の人達の方が冷静なような気がしました。 東京、騒ぎ過ぎ 私達が帰る日、母は大きなマグロのお刺身、納豆、おつまみ等を買ってくれ、みんなが心配して持ってきてくれた野菜は食べきれないからと持たせてくれました。 お土産いっぱい…。 お見舞いに行ったはずなんだけど…。 一緒に東京に来てもらえると安心なんですけど、猫もいるし動かないでしょう。 帰りの常磐道、行きよりも道路の歪みが多いような気がしました。 上りの方が海に近いせいでしょうか。 友部サービスエリアではトイレ休憩に寄った消防士さん達(30人ぐらいいた)に会いました。 「私達のためにありがとうございます」と頭を下げたくなったのは私だけじゃないと思います。 たったの1泊でしたが、東京に戻ってきてホッとしたのが本音です。 まだいわきは震度3の余震があります。 ゆっくり眠れる日が早くきて欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|