社交ダンス的通販生活
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考えてみると、顔は知ってるけど名前は存知上げない、というヒトが社交ダンスのお教室やダンスパーティ会場に行くと、かなりの人数存在するのである。 ま、挨拶は交わすがそれ以上の話しはせず、というか、あまり係わりになりたくない、という感じか? で、ヒソカにあだ名をつけていたりするのじゃが~。 ★スキアーボさん スキアーボとはちょっと前の社交ダンスの世界チャンプの名前なのだが、決してダンスが似ているのではなく、その風貌が似ている・・・(スキっ歯に頭髪薄い…)、 あ~、ダンスが似ていたらいいのに…。 ★印度人 ホントにインド人のように色が黒く、目がギョロり…。 ターバンが似合いそう。 ダンスはインド舞踊のほうが上手いかも? ★ハタヨーク タレ目でどことなく暗い印象のヒト、ギター侍波田陽区に似てる…。 いつもヒトサマのダンスをこき下ろしている。 でもアンタのダンスもザンネ~ンですからっ! などなど~。 で、新たに困ったちゃんダンサーがお教室に登場してしまった…。 その名は『悟空』…。 孫悟空、と聞いてスマップ香取慎吾をイメージしてはいけない。 うん? 堺正章? いや、まだまだ~、コレだよ、 エノケンこと榎本健一 サガスノニ クロウ シタゼ さすがにワタシも現物は知らないのだが、ホントに似てる~♪ 悟空は身長150ちょっとくらい、細く小さく風貌はまさしく『エノケン悟空』に激似、緊箍児(キンコジ)を頭につけたらマンマ孫悟空…。 多分オトシは65歳くらいか? で、でも、すご~くお元気なのだ、さすが悟空…。 で、お教室でご自分のレッスンが始まるまでは、猛然とシャドウ練習(独りでダンスの足型を踏む)されるわけだが~。 練習熱心…。 うんが~っ、そ、それがにゃんとも想像を絶するスゴサなんである…。 多分タンゴを練習されていると思うのだが、ものすごい勢いでお教室の端から端へ、ドドドドドドドっ~っ。 さらに中央ななめにドドドド~~っ。 スローカウントもクィックカウントもない。 ただただ、ドドドド~っ。 左右のホールドはなんだか忍者のような『構え』、当然左手の人差し指は立っている…、右ホールドがいくらタンゴとはいえ、極端に狭苦しいので、これから印を結ぶのか、とも見えるし、目を向いて汗かきながら走り回るそのサマはまさしく『悟空』そのもの~。 他の生徒さんと個人レッスン中の先生も、呆れる、を通り越して苦笑いを浮かべつつレッスンされている。 いつぞや悟空がシャドウしてるところに、ダンスを始めようか、という見学者が来たことがあるが、しばらく唖然として見ていたものの、5分もしないうちに立ち去ってしまったことが…。 むぅ、これでは明らかな営業妨害だ。 だ、だれかあ~っ、注意したってくれ~! 『それってダンスじゃない、アナタはダンスに向いてない』って…。 しかしだな、そういうヒト達にダンスを辞めてもらったら、ダンス界は成り立たないかも。 あ、ワタシも辞めないとイケナイかも。 それにしても自分のあだ名が気になる…。 きっとそれが自分の『真実の名前』かもしれん…。
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