社交ダンス的通販生活
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社交ダンスの団体レッスン、なんだか最近憂鬱だ…。 フィガーが覚えられない? 妙なイキオイのジィサマが突っ込んでくる? 音楽が今ひとつ? あう~、違います。 クサイんですっ! ま、臭い、といったらおそらくこのクラスは『加齢臭』に満ち満ちているとは思うけど、それはワタシとて同じ、ま、教室に入って5分ほどは臭うけれど、それ以後は自分のニオイと同じ(!)、ということで感じなくなってしまうのだが~。 そのワタシを憂鬱させるニオイ、というのはうっかり干し忘れて軽く一週間は放置しちゃった雑巾の臭い、というのが一番適切な表現かもしれづ…。 とにかく最初にその臭いを嗅いだ時には、近くに置き忘れた古雑巾が落ちているのでは、と、キョロキョロしたほどだったわ。 でもその後それは『ある人物』から発せられる臭いであることがワタシの警察犬並みの臭覚捜査により判明。 というより普通の嗅覚の持ち主ならダレでもわかるほどと思う…。 その人物は先々月あたりからこのクラスに新たにいらっしゃるようになった殿方、ま、究極のアマルガメーションクラス(!?)にいらっしゃる、ということでかなりなベテランさん、一応はレッスンには落ちこぼれることなく参加されているのだが~。 むぅ、この雑巾シャツのヒトと組むのはゴメン被りたい、というのが全ての女性の願いであろう…。 幸いにもこのクラスはカップル参加のヒトは他のヒトとは組まずに済むからいいようなものの、フリー参加の女性たちの不快顔は見るのもお気の毒・・・ かなり親しい間なら冗談ぽく 『○○さん、シャツ、一枚しかないの? 少しはオシャレしたら?』 などと言えるのだが、口もきいたこともないヒトにはちょっとそれも言えない。 ヒート待ち(踊る順番が決められている)の間に隣の女性にそれとなく『ある人物』について尋ねたら、最近奥様を亡くされた方とのことで、おそらく今まで身の回りをすべて奥様任せにしていて、独り身になって洗濯機の使用法もままならないのかもしれない。 だからといって不潔なシャツを着続けていい、ということにはならんわけだし、なんとかしてくれい。 教師も組んで踊ったりしているのだから、その臭いはわかっているはず、あとでコッソリ注意する、ということはできないものか? ま、普通の距離なら臭くないけど、組んだらすごくシャツ(カラダ?)が臭い、というヒトも多いので教師は鼻がバカになっているのかも。 とにかく半径2メートル以内に入るとかなり憂鬱にクサイので、常にその人物にレーダーを張って、教室のアチコチを逃げ回るしか、今のところ対策はないのである…。 う~む、何か名案はないものか~。
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