ダンス好きの血は母からワタシと妹に受け継がれた。 社交ダンスに嵌っていたワタシに対して、妹はずっとライブハウスに嵌り続けていた…。
わたしも十数年前まではけっこう通っていたけれど、社交ダンスに嵌り始めたのと、行きつけのライブハウスが閉店したこともあって、以後は全く足が遠のいていたのだが～。
行ってきた～初お目見え～～♪
『六本木ケントス』
結構繁盛している、という噂は聞いていたけれど、これがすごいことになっていた…。
7時に入店したのだが、すでに店内は満席状態、予約がなければ席にも案内してもらえないようだった。
おや～？ なんか違う！
お店に続く地下への階段を降り、その扉を開けた途端、期待していた何かが裏切られたような気がした。 あっ、匂いが違うのだ…。
昔通っていたライブハウスも地下にあり、階段を降りその扉を開けると…。
なんというか、煙草の匂い、揚げたてのフライドポテトの香ばしい匂い、そして女性たちが纏っている甘い香水の匂い、それらが入り混じったなんとも官能を揺さぶられる、というか、『これから世俗を忘れて踊るのだ！』、という陶酔感に身体が震える思いがしたものだったが…。
違うのだ、ここの匂いはどうも違うというより、いつも嗅ぎなれてる公民館の『社交ダンスパーティ』のウサン臭さだ～！
わはは、回りのお客様を見回してみれば、ダンスの種類は違えども年代が同じじゃ～ん、社交ダンスと…。 オッサン、オバハン(考えればワタシもじゃがねぃ)、ばっかり～。
六本木なら外人がたくさん居てカクテル片手に長いアンヨを組んだりしちゃってるんじゃないか、と、そりゃもうステキな異空間、を想像していたのに～。見渡す限りの『加齢なる世界！』 ガラガラと崩れる期待感…。
とりあえず見て分かる外人(白人、黒人)は皆無…。 ま、田舎のコが銀座に行ったら芸能人がそこらをウロチョロしてる、と思うようなものか～、とほほ。
さて…。
妹とその踊り仲間たちと予約席に着く。 ステージ前の最高の席だが、いかんせん席の配列がギチギチである。 ダンスフロアなんてものはないのだが？ どこで踊るの？
と、聞くと、通路として使用されている幅が2メートルもない席のすぐ後ろ、とのこと。ええええっ、ここで踊るんかい？ せま～っ。
疲れたのでここまで。
続く…。かな？
今日は社交ダンスに行くはずだったがすっかり毒気に当てられて、茫然自失状態であ～る。
★オールディーズもいいもんだ♪★
|
|
