だみ終演
『だみ声まつり・ファイナル』~犬だみ家の一族~昨日無事に終演いたしました。今回は怪我もなく、何故か小さな痣なんかはあったけど、本当に無事に終演。2年間失踪していた「だみ声まつり」ですが、自分にとってのケジメの意味もあり参加させて頂いた舞台。いい形でケジメらせたと思います。色んな舞台に立たせて頂いたおかげで、前より見える物が増えている自分に気がついたり…諸先輩方の凄さが実感出来たり、勉強になった。そして、連日満員の暖かい客席。自分は恵まれているなぁ~としみじみ。残念ながら、当日ドタキャンのお客様の多い日もあったのですが…(2ケタのキャンセルってどうよ?)私、出番的には少なかったんだけど、「もっと出て欲しかった」って感想は一番有り難い気もして本番中、とても楽しい気持ちで毎日過ごしておりました。2年間拉致されていたという設定の人間を演じるのは笑い中心のおバカ祭り舞台でも、いい加減には演じられないなと内に内に籠った演技を心がけました。記憶が無い…自分が誰かも解らない…そういう人間の不安を沢山身体に詰め込むと、小さく身体が震え続けるのですね。舞台で緊張しているというよりは、自分の中の怯えみたいなのをすごく感じる事ができました。「小鳩ゆうか」という人物が、やっと解った気がします。でも、ファイナル。彼女ともお別れです。5年間の色んな思いは宝に。色んな重いは捨てて。そして毎度舞台が跳ねると残る言葉「ありがとう」共演者の皆様、フタッフの皆様、足を運んで頂いたお客様!『だみ声まつり』に関係した全ての皆様ありがとうございました。