お父さん!そこのお父さん!!
自宅最寄り駅の駅前を歩行中の出来事。そろそろ駅にたどり着くな…と思った時…『ピーポーピーポー ピーポーピーポー』救急車のサイレンが聞こえて来た。急いだら救急車が来る前に渡れちゃいそうな道だったけど、とりあえず横断するのはやめて通過を待った。…………‥ん?中々来ない。サイレンとスピーカーから流れる隊員らしき声はあまり前進しているとは思えない距離感で聞こえ続けているのだけれど。しばらく待った。やっと肉眼で捉えられる距離まで救急車がやってきた。救急とは名ばかりなスピード。「なんでぇ~なぁ?」と目を凝らすと、救急車の前を50歳中場と思しきたオッチャンが救急車に抜かれまいと必死で自転車をこいでいた。意味不明~~~何がしたいねん!!今まで何を言ってるか分からなかった救急車かのスピーカーの声がやっと聞き取れた。「そこのお父さん!道の端に寄って下さい!お父さん! そこのお父さん!!(怒)」その後、踏切で救急車に追い越された“お父さん”は、その道を自転車で行ったり来たり、猛スピードで徘徊を始めた。思わず魅入ってしまった珍妙な光景。救急車を必要としていた急病人の方に害がなかったことを祈りつつ…本日は筆を置きます。m(_ _)m