カテゴリ:アメリカ生活
「面倒」と言ってはいけないのは分かっているけれど、結構時間の取られるのがお祝いのお礼状。アメリカでは"thank you card"と言うし、日本でも出産・結婚祝いのお礼をする習慣があるからこれはやはり両文化共通ですよね。。
日本にいる時は「半返し」とかいう習慣が非常に面倒で「最初から半分にして頂戴よ。」なんて思っていたけれど、今よく考えてみるとお礼のお返し分も送り側が負担するっていう気遣いの表れなのかもしれないですね。アメリカでは半返しの習慣はないですが、thank you cardを送るのはやはり礼儀のよう。面白いのは例えば電話でお礼の電話をしたとしてもやっぱりカードも改めて送らなくてはならないらしい。 となると二度手間になるので結局お礼状だけにすることになる。 でもアメリカの場合「助けになれば」と自分で選んでお送りしても結局箪笥の肥やしになることも多いだろうし、しかもお礼状を書いたり作ったりして結構手間もお金もかかることを考えると、特に出産・結婚のもの入りの時はやっぱりギフトカードかレジストリを使うのがいいのではないかと思う。。そうでないと結局必要もないものを贈ってさらにお礼をするのにお金を使わせることになるし。。となると日本の半返し習慣の方が相手のためになるのかなあ。。。良く分からないですが。。 アメリカの雑誌とかのマナーに関することをみてみると、今の忙しい社会では、結婚や出産などの大きな出来事へのお祝いのお礼は一年以内であればよいそうです。。 マンチキンが生まれる前と生まれてから一ヶ月以内にいただいたお祝いのお礼はすでにマンチキンが病院で取ってもらった最初の写真を入れて送ったのですが、一ヶ月後からの2ヶ月強のお礼状書きに2、3日前から取り掛かりました。やっぱり手紙だけではまずいだろうし、子供の写真も見たいだろうということで、最近撮った二人の写真2枚を編集して一枚にし、年齢と名前を入れてウォレットサイズの写真に現像してもらうように手配、それが届くまでに20枚程度のカード書きをします。 近況などの部分はもちろん殆ど一緒でいいのですが、プレゼントのお礼は具体的(どこが気に入ったのか)の方がいいだろうということで、結構一枚づつに時間がかかります。 気遣いに感謝を表すというのは当たり前だと思うのですが、逆にお礼が遅いと気分を害する人もいるということで、その辺が面倒です。もちろん私の親しい人にはそんな面倒で暇な人はいませんが(そういう人は親しくなりません)、義父母の知り合いや普段付き合いのない親戚、大して親しくない知人などは優先的にカードを先に書きます。あと、手作りの贈り物(手編みのブランケット等)を下さった方も先に。。 私は人に贈り物をするとき、お礼状が欲しいと思うことは全くないのですが、(もちろん頂いたら嬉しいですが、結婚や出産など忙しいと分かっている時に自分が好きで頼まれてもない贈り物を送りつけるわけですから、お礼は全く必要ありません。荷物がついたか心配なのであれば配送記録を付けて送ればいいですし、「気に入ったか心配」になるようなものは最初から贈らない方がいいと思っています。)次に会ったときに「あの時はありがとう」と言ってもらえれば十二分です。ただこれもまた人それぞれ、自分みたいな考え方の人ばかりでもないですから、相手の気持ちを読んで自分では必要ないと思うことをしなくてはならないこともありますよね。。。 本当は改めてマンチキンの誕生のお知らせをお送りするときにまとめてできればいいんですが、あまり遅くなっても失礼でしょうし。。。 「面倒だ」と思ってしまう気持ちを抑えながら、感謝の気持ちを綴ります。。 私が贈り物をしても親しい友人は私の性格を知っていますから「○○は気にしないって分かってるから、ついついお礼が一番最後になっちゃうんだけどごめんねー。」と言われることが多く、自分では勝手に「気難しい人と思われていない」という褒め言葉だと思っています。。 何事もそうなんですが、自分にできる一番のことをして、他の人には期待しないというのが目標です。。。 といっても相手はexpectしているのだろうと思い、今日もお礼状書きに励みます。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 17, 2005 02:09:18 AM
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