ニューヨーク　バーゲン　ベースメント

ここ最近あった朗報二件はどちらも寿関係です。

一人は私の高校の時の友人で昔からもてていたもののどうも男運が悪く（結果的には男を見る目がなかったんだと思いますが）、そろそろ落ち着きたいということでお見合いすることにした話を以前ちょろっとしたんですが、その彼女とーってもいい人に出会えたようで、とんとん拍子にことが進み、来年結婚予定で婚約したそうです！！色々と相談されていた私としても嬉しいです。
個人的にはこればかりは相性とタイミングだと思うんで自分に合うかしっかり見極めなきゃダメだよと言ってたんですが、最初「優しいけどちょっと冴えない感じで今まで付き合った人と全然違う」なんてどーでもいいことを言っていた彼女も、きちっとお話をしながら知り合う過程でその優しさや気遣いが今までのカレ達に欠けていたものだと気づいたみたいです。

自信満々でリードしてくれるタイプの人は相手の気持ちに鈍感だったり（それを気にしてなかったり？）傲慢だったりすることもありがちだし、逆に優しい人っていうのは優柔不断だったり押しが弱かったりするっていうのは、長所と欠点が紙一重だという基本的な真理に基づいたもので、結局はどっちかを選ぶことになるんだというのが私の考えなんですが（ちなみに私の夫は後者のタイプです）、どちらが悪いというのではなく、全く相性の問題なので、もし彼女が今まで前者のタイプで苦労してきたなら、好きなタイプが必ずしも合うタイプではなかったからではないかと。。。

面白いのがこのカレ、アメリカ人なんですよね。しかもNY在住の。。そういうお見合いシステムもあるんですね。。彼女は仕事でも英語を使うことが多いので言語の壁はあまりないみたいですが、結婚後はNYに来ることにしているそうで、それもちょっと不安みたい。日本でなにかに不自由していたわけではないですものね。。アドベンチャーが欲しいっていう年齢でもないし。日本大好き、、って気持ちも強いから悩んだみたいですが（交際中に日本に来てくれた男性も日本に引っ越してもいいとさえ言ってくれているらしいです）、現実的に言えばやはりNYで新婚生活を始めたほうがいいだろうということになったみたい。1月頭には彼女が日本から遊びに来ている間に婚約者と二人で夕食に来て貰う予定になってます。。どんな人か楽しみ。

で二人目は、結婚する前まで夫とルームシェアをしていた古い友人ティム。
2,3年前にお父さんの体調が悪くなったこともあり、両親が住んでいるジョージア州アトランタに越したんですが、2,3日前に留守電に「赤ちゃん見せに3月に来ないか」とメッセージが。。具体的な時期を指定した時点で「結婚するんだ！！」とピンと来ました。
夫が折り返し電話して、確認。やっぱり婚約したそうです。
10月ごろにはもう結婚の意志を固めていたそうですが、婚約指輪を買うお金を貯めるのに3ヶ月かかってしまったそうで、今月彼女にプロポーズしたそう。４LDKの家も購入したそうで、もう準備万端です。。

面白いのがこのティム、今34歳でこれが初めての結婚。すごくいい人なんですが、かなり理想が高く、本人も若年寄みたいな感じ（笑）で10歳は実年齢よりも高い人です。考え方もそうだし。。
だから夫もお相手の女性が10歳年上の44歳で、しかも17歳と21歳の男の子達の母親だということを聞いても、それほど驚きませんでした。
本人は「子持ちは嫌だ」と言っていたのですが、それを「全く関係ない」と思わせる程の女性だそうです。。あの彼が言うのですからそうでしょう。。
「妻に求めていたものを全て持っているだけでなく、それを大きく越える」人だそうですよ。（＾－＾）。本当によかったです。

こう聞くとまるで女優さんのような女性を思い浮かべるかもしれませんが、彼の理想は"Brick house"と本人が表現するような、しっかりした体格の女性。。（ティムは黒人ですが、文化的に言って黒人の男性とヒスパニックの男性は、細い女性よりも、バーンと出るとこ出ているというかそれ以上の体型の女性が好きな人多いですよね。。彼らに言わせるとやせているのは子供みたいで嫌だそうです。。）きっととても魅力的な素敵な女性なのだと思います。

結婚式は3月。どうやってアトランタに行くかちょっと調べてみました。
夫は寝台列車（Amtrak)はどう？と聞くので「子供連れだったら楽しいかも」と思いみてみたら、なんと片道800ドル！！！一つ小さな個室でも500ドル！！飛行機だと往復で一人230ドル位みたいなので、ホテルに泊まっても飛行機の方が断然安い。。
車だと18時間位かかるらしいんで、これは二人の子持ちで休暇も少ないとなるとボツ。
やっぱり飛行機で行くことになりそうです。ホテルも空港のそばに取れそうですし、金曜の夜出て日曜の夜か月曜に帰る感じですかね。。
せっかくそこまで行くのであれば、ブログ仲間さんが前に紹介していた新設のジョージア水族館（世界で最大規模だそうで）にスイーティも連れて行こうかなと思っています。

スイーティもあのティムが、、と楽しみにしているみたい。
ティムはスイーティにとって始めての親しい黒人の若者（若者らしくはないが。。）。うちに泊まりに来たときも、いつも陽気に踊って歌うティムが大好きで、その後だれだったか黒人のミュージシャンをテレビで見ると「ティムだー」と叫んでいたのは、確かスイーティが2歳になるかならないかの時だったなあ。。
嬉しい知らせで本当に良かったです。