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NAGたまの「烏兎怱怱」別館

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マーチン@ Re:エアコンの温度設定が不満なのだ(07/17) エアコンの温度センサーの検出温度を適当…
深夜のメル友@ Re:いちごの~♪(02/11) いちご狩りに行かれたのですね。良かった…
千葉っ子ママ@ Re:いちごの~♪(02/11) スーパーのいちごは当たり外れが多いので…
りゅう♀@ Re:いちごの~♪(02/11) イチゴいいねーーー
yumestudio@ Re:いちごの~♪(02/11) いちご狩り、おいしそう♪楽しそう♪ 通路…

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2008.01.05
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カテゴリ:Musik von welt
ブルックナー 交響曲第9番 ニ短調 (原典版)
カール・シューリヒト指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音1961年)
新星堂創業40周年記念オリジナル企画 ウィーン・フィルと偉大な指揮者たち(CD3枚組)SGR-1002より

ブルックナー最後の交響曲で未完成の作品。作曲は1887年から1896年にかけて。ブルックナー最晩年の作品で、彼の最高傑作と言えます。
最近では多くの録音がありますが、この曲の名演はなんといってもこのシューリヒト&VPOの1961年のステレオ録音です。ブルックナーの高い精神性を見事に表現した演奏ではないかと思います。
弦楽のトレモロの出だしから一挙にブルックナーの世界に引き込まれます。第1楽章ではホルンの動機が印象的ですがウィーンフィルのホルンはピアノでは温かくフォルテシモでは輝かしく荘厳に響き身震いをおぼえます。シューリヒトの指揮は強調や誇張がなく枯れた味わいのある表現で、特に音符と音符の間の絶妙な”間”の表現が素晴らしい。
NAGたまが特に好きなのは第3楽章155小節のAの和音から始まる下降型。この神秘的とも言える音は天才でなければ書くこのできない、透明で高い天に上るような情景を思わせます。そして最後は夢見るようなホルンの上行型に続く和音で曲が閉じます。まるで聞くものを清浄の彼方へと連れ去るかのように。


[by NAGたま]





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Last updated  2008.01.05 19:51:08
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