Perfume 2nd Album 『 GAME 』
(徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-73325)
最近お気に入りでよく聴いているのは
Perfumeです。
Perfumeは「近未来型テクノポップユニット」などといわれていますが、NAGたまが始めて聴いた時の印象は「懐かしい~!」でした。それは、中学生の頃に聞いていた『Yellow Magic Orchestra(略してYMO)』のサウンドを思い浮かべるものだったからです。当時シンセサイザなどの電子楽器やコンピュータを多用したサウンドは珍しく、YMOの活動はテクノミュージックという新たな音楽ジャンルの確立に大きな影響を及ぼしたのでした。おそらくNAGたまと同じ世代で1980年代のテクノブームを知っている人はPerfumeのサウンドを懐かしく感じるのではないかと思います。逆に若い世代には新しいのでしょうかね。
そんなちょっとレトロな感じのするPerfumeの楽曲を手懸けるのは中田ヤスタカ氏です。自身も参加するユニットcapsuleの他、音楽プロデューサーとして数々のアーティストに楽曲提供をおこなっています。シーケンスによるメロディとヴォコーダーやエフェクトを効かせたヴォーカルサウンドが特徴的で、capsuleではクラブサウンド的要素が強いようですが、Perfumeではさらにキャッチーなメロディラインを使うとによりアイドル的要素を持たせているように感じます。Perfumeの3人それぞれの声の特徴を生かしたヴォーカル処理とコンピュータによる無機質なサウンドを融合することにより独特の効果を出しています。
このアルバムの中でのNAGたまのお気に入りは10曲目の「Butterfly」です。これはYMOのデビューアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』のサウンドそのものといった感じで、もしかして『 GAME 』 というアルバムタイトルもここら辺からきているのでは?と思ってしまいます。
最近テレビ出演が多くなっており、広島弁による軽妙(?)なトークでも楽しませてくれています。
[by NAGたま]