NAGたまの「烏兎怱怱」別館

写真は東京駅構内に設置されている自動販売機です。
小銭を使わずにＳｕｉｃａでタッチするだけで買えるのでわたしのように上肢に障害のある方には便利です。

しかし、

いちばんほしいお茶やミネラルウォーターの500mlボトルは上段に設定されているので、車いすのNAGたまにはボタンに手が届きません。せっかくのＳｕｉｃａも宝の持ち腐れです。

しかたないので、駅のコンビニNEWDAYSへ行くのですが、店内の通路に置かれた陳列準備中の商品ケースに阻まれて車いすでは進むことができません。
困ったものです。

世の中万事が五体満足で健康な人を基準にできあがっているので、体に障害持つ人は余計な不便を強いられることになっています。
我慢すれば済むことなのだろうか。

駅のエレベータで並んでいるのは健康そうな人ばかり。
車いすのわたしが健康な人にゆずることはあっても、健康な人から車いすのわたしがゆずってもらうことはほとんど無い。なかには「腰が痛いので」と言いながら先に乗っていく人もいたりする。


信じられるだろうか、これが車いすのコンピュータエンジニアが毎日見ている日本の首都東京の現実です。
こんなことでいいんだろうか？



［by NAGたま］