NAGたまの「烏兎怱怱」別館

入院中の出来事を退院後におっかけで投稿しています。


いよいよ胃ろう手術の日です。

２時間前に点滴開始、今日からしばらくの間食事はとれません。

手術は１１時からですが２０分前に迎えが来て、車いすに乗って内視鏡室へ向かいました。

呼吸障害があるので手術はＮＰＰＶを着けたまま行いますが、内視鏡室の看護師さんたちがＮＰＰＶに不慣れだったため、ふなこさんが呼ばれてセッティングしていました。

嚥下障害があるため咽の麻酔は無しで胃カメラを飲み込むことになり、胃カメラが咽を通るとき

おぉ～うえぇ～～～っ！！

って、苦しいこと苦しいこと。

orfeuさんに教えてもらった鼻呼吸を思いだして、胃カメラが胃に到達する頃にはだいぶ楽になりました。

わたしの体型が個性的なので穴を開ける位置がなかなか決まらず、お腹に麻酔をして穴を開けますが最初の穴はＮＧで位置をずらし再度麻酔をして穴をあけます。２つ目は無事開通。

この穴にワイヤーを通して胃カメラでキャッチして胃カメラを口から引き抜くと胃に開けた穴から口まで体内をワイヤーが通った状態です。

このワイヤーに胃ろうチューブを接続してお腹の穴側か引くと口から胃へ胃ろうチューブが入っていくのですがここでまた、

おぉ～うえぇ～～～っ！！

胃にちょっとした異物感を感じますがすぐに胃ろうチューブの装着が完了します。

胃ろうチューブがしっかり固定されていることを確認するために再び胃カメラを飲み込みますが、また

おぉ～うえぇ～～～っ！！

２度目の胃カメラは確認だけなので長い時間はかかりません。

ＮＧとなった穴の縫合をしながら医師が「余計に切ってしまってごめんね」って謝ってたけど、先生が謝ることはありません、わたしの超個性的な体型が原因ですから。。。(~_~;)

手術は予定を超えて約４０分で終了。

ぐったりで身動きできずストレッチャーで病室へ帰還しました。

この後、激しい疲労感のため爆睡していたのでよく覚えていません。

夜中に腹部の痛みが強くなったので看護スタッフを呼んだら「痛み止め出てますけど筋肉注射なんですよーどうしますかー」って。

腹の痛みに比べたら筋肉注射なんて大した事ないと思い、すぐ打ってもらいました。

注射が効いて翌朝まで爆睡しました。



［by NAGたま］