つれづれなるままに

不評の着物　その3です。

この写真、
ショールがテキトーにひっかかってます。
羽織がポリなんで静電気で裏が見えてます。
帯締・帯揚の中心がズレとります。
帯揚が派手すぎて浮いてるのみならず
歩いてるうちに浮かび上がって出てきてます。
半端に伸びた髪を上げてますが
いい加減に上げた＆風のせいで乱れてます。


問題はそこではありません。


着物を着ない人にどうも評判が悪いようです。
これを着て歩くと人々が横っとびしてよけます。
無言で、顔色変えて。




帯や羽織がどうであろうと同じです。
着物を着る知人・友人には
「へー、ウールなんだぁ」としか言われません。


見た通り紺と白の矢羽根模様プリントです。
合わせる帯は博多が殆ど、写真の他は白+黄緑か黒+白など。
半幅や細帯にすると男らしくなり危険なんで
名古屋帯のシンプルな柄で銀座結びにしています。

羽織が紺や紺の細めの縞だったりするとかなり地味かなと思います。
それでもよけられます。

ショールで塞いで見えない時にはよけられないので
この着物が問題なんだろうなとは思うのですが
何て事ないと思いません？この色柄。

多少、男らしく、好き嫌いはあると思いますが
私は決して背が高くもなく、一応化粧はしてるし、ボケ顔なんで
よけたくなる程凛々しくないと思います。


他に掲載した不評着物＜1＞ ＜2＞をしのぐ反応悪さです。

着物を着る人でこれを見てる人に話しても
「え？そう？」
「粋すぎるから…？かなぁ？」との返事。
何がそんなにマズいのか？かなり謎です