カテゴリ:和装
ちょっとは片付けよう、と押入の不要物を分別しようと見てみました。
素材用にしようと思ってたポリの黒羽織が出てきた。 黒無地で紋も刺繍もない羽織を見たけど今の予算では買えない 妥協して買っても、すぐにあげるかオークション出品に決まってる、 当面はコレ着るにしよう。 …で、羽織紐を探してみたら激しくカラフルなのばかり! ホントは紐派ですが、とりあえずの羽織なんで残りパーツで羽織留作る事に。 とっても簡単で安上がりな自作羽織留 玉を揃えたら安くありません。要らないアクセを利用して作れば安い、って事です。 S字の金具が見栄えも使い勝手もいいのですが、これはあくまでも リーズナブルで丈夫でこだわらない羽織留作成方法です。 <材料> ボールチップまたはボールカップ カシメ玉(小さいビーズで代用可) Cカン(これも壊したアクセのを再利用しましょう。) カニカン テグス糸(普通の糸でもいいけど切れやすいので) テキトーな玉(チェーンのブレスならなお簡単!) <道具> はさみ ラジオペンチ(100均に売ってます、2つあると便利) カップに糸を通しカシメ玉を結びつける。 カシメ玉に糸をくぐらせ結べばO.K. 金色の小さい物体がカシメ玉です。 これを通すと糸がカップから抜けません。 『Swing! アクセサリー&パーツ』で買うと ボールチップにカシメ玉が付いてくるので、 後々要りもしないカシメ玉を大量に買う必要がありません。 不要な糸を切る。 ラジオペンチでカップをはさみ、ふたをする。 玉の配列を考えて並べてから通す。 半分位通したらイメージ通りか確認。 問題なければ続行、最後まで通す。 玉の最後にまずボールチップを通し、 その次にカシメ玉を通し、糸を輪にくぐらせる。 隙間は気にせず、とにかく通す。 まだ結ばないでください! カシメ玉をラジオペンチでつかみ、 余った糸を反対の手でしっかり握り カシメ玉をカップにくっつける様に寄せる。 ずるーーっと引っ張ればO.K.です! パーツ同士の間の隙間はなくなります 余りの糸を再度カシメ玉に通し、 輪の中に糸をくぐらせて結ぶ、 というか適当に結べば大丈夫です。 友人に数本あげてますが崩壊報告はありません。 余った糸を切り、カップをふさぐ。 一旦ふさいだカップを開けると 金具崩壊する事があります。 カニカンにCカンを付ける。 私はガサツで引っかけて壊す危険があるので、用心のため付けてますが、おしとやかに振る舞う自信がある方は、ボールチップの金具を直接カニカンに付けても大丈夫です。 普通の糸を使う場合もCカンは要らないと思います。 ボールチップの金具をCカンに通す。 ボールカップを使う場合は、 カップとカニカンをCカンで繋ぎます。 この場合は両手にラジオペンチを持ち、 Cカンを閉じると簡単です。 チップの金具をはさんで塞ぐ。 出来上がり。 この方法だととても簡単です。 正直、作るよりも写真を撮る方が大変だった…。 玉はネックレスとバッグのアクセなのでタダ、 金具等が送料入れても全部でせいぜい¥500くらいかな? 羽織の前のあきが広いので長めにしました。 Sカンでなきゃやだ!という方はお馴染み仙臺屋で売ってます。 手芸店などを探しても見た事ないので、こちらで買った方が良いと思います。 ¥300~¥400台なので、こだわりの羽織留を作り長く使う方はどうぞ。 そもそも片付けるつもりだったのですが…? 年末感なし節約しみったれ記事でした お正月用着物にお金をかけすぎた方には役立ったかと…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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