カテゴリ:和装
段ボール1箱余りの着物を貰いました
母の叔母が亡くなり、私はこの方に会った事がないのですが 遺品整理の時に母が貰ってきてくれました。 良いのは全部あげてしまい、母が残りを貰ってきたらしいですが 他にかなり良い物もあった筈。 自作小物などもいくらかありましたが、 そこに何気なく使われてる絞り布、やたら粒が揃ってる上質品。 こういう布、ハギレで良いから沢山欲しかった。 整理で疲れたんでほんの一部だけUP。 夏帯締未使用:クリーム色。編み目が空いてて涼しげだけどしっかりしてます。 夏三分紐帯留付き:一見、これは何?の帯留は翡翠のヘチマみたいです。 三分帯締にはこの帯留が付けっ放しだったみたいです。きっと沢山持ってたんでしょう。 もっと帯留貰ってきて欲しかった、などと欲が出るけど、貰えただけよしとしなければ。 暑いので、とてもじゃないけど夏物しかチェックできなかったわ。 肌着類・襟芯・白足袋・絽半襟もあり、これらは当分買わずに済みそうな勢いです。 正絹の絽の長襦袢もありました 腕にかけただけで、ポリの絽とは違い涼しい! 紗の道行などという、絶対自分では買わないアイテムも。 これで着物で京都にも行けるわい。 <注> 聞いた話ですが、あちらではちょっとした所へは上物着用が常識。 料亭に上物なしで行こうものなら、「上着、預かりまひょか?」と皮肉を言われるとか しかし、汗かきの私、これらをどうやって着たものか… 昔ながらの樟脳で保管してあり、全部一挙に開封したら 部屋が樟脳の香りに包まれてしまうので、今着る夏物から風を通すつもりです。 しゃきしゃきした人だとは聞いてましたが、肌着類もきちんと畳んでありました。 私など肌着類は『着ればどうせシワになる』とテキトー畳みしてます。 お人柄がしのばれる品々でした。 母は帰宅してすぐ北海道のお土産食べ物の仕分け。終わるとソファで居眠り。 密かに、着物は貰えなかったのかー、と思っていたら 1日おいてから「あぁ、そうそう、」と出してくれました。 昨日言ってくれれば、全部チェックして風通したのにっ! 四十九日にまた母は出かけ、部屋を空ける手伝いをするとの事なので 桐の箪笥!あったら貰って!と言ったら、母、 そんなもん何処に置くんだいっ 何と、いくつかあるけど捨てる予定だとか たとう紙が積み上がったままより箪笥が来た方が良いと思うんだけどなぁ。 これはもう、故人にお願いするしかない。 母に念を送って貰い、箪笥を私の元に送って貰うしかないわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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