つれづれなるままに

久々に袷の入った引き出しを開けたら、防虫・聖香の匂い。
今まで着物はたとう紙に包み、簡易布ケースに入れてるだけで
不安なので、1たとう紙に1つ入れてました。
ケースを開けると甘い匂い…だったのですが、
中身そのまま、がっさり箪笥に移したら
甘くなくて、厳しい匂い。鼻曲りそう。
密閉度の違いで、過剰になったみたいです。
買い足そうとしてたけど、忘れて買ってなくて正解だわ


頂きもの江戸小紋、夏だったので袷は見たくなくて、チラ見しただけ。
気になってたので改めて見て考えましたが……



これは洒落物なんだろうか？
二色ってのが普通じゃない気がする。八掛も同系色とは言え、際立ってる。
しかし、洒落物でオーソドックスな鮫柄なのも違和感を感じる。はて？

私の場合、家紋不明（と正直面倒だから）ゆえ、紋を入れる着物は避けてました。
女紋の可否もよく分からないし、悶々したくない。
よって、訪問着と無地のみで逃げ切ろうと思い、
江戸小紋の完成品をあまり注意して見た事がありません。

こんな反物は見た事ないし、人様の江戸小紋の視覚記憶を辿ると
八掛はもっと表地と馴染む色だった気がする…。
くれた人に、どういう用途で作ったか聞けばいいけど、
あの世に旅だってしまったんで聞けません。周囲にイタコもいません。

『多色使い』『紋が入ってる』等のガイドラインになるものがなく
何とも不明な品だけど、ジャストサイズなんで、着ないのは勿体ないし、
この江戸小紋って、一体何だと思いますか？


防虫・聖香、プレゼントに出てます。
入れ過ぎなきゃ良い匂いなので応募してください。
2ヶ所でプレゼントしてます。 たかはし　和物屋

たかはしさんは、和装下着や着付け小物専門店みたいですが、
微妙で変わった割烹着が売ってます。

可愛いと言えば可愛い気もしないでもない…が
そこはかとなく微妙なお品です。