カテゴリ:和装
正絹袷の長襦袢を家で洗ってみました。
洗える正絹、なるものではなく、普通の長襦袢です。 頂き物で、びっくりの汚さ、袖が特にひどい。 色も自分では選ばないごく淡いベージュ。 しかし。 本来、私は長襦袢派で、二部式を着てるのは汗対応=洗える、ためだけです。 よって貴重な一枚、捨てずに活用したい。 ポリ長襦袢がありますよ~、洗えますよ~、なんて言われそうですが 私はポリ長襦袢が着れません。 ポリアレルギーでも何でもなく、着付けが下手なだけです。 ま、体調悪いとポリは服でもかぶれたりしますが。 度胸を持って、たらいにぬるま湯を張り、中性洗剤を入れ漬け込む。 かなり汚かったので、二度漬け込み。 たらいの中でゆすいで、洗濯機で脱水。 やっぱり落ちますね~ セーターなどもクリーニングより手洗いの方が奇麗になりますが、 襦袢も同じでした。 クリーニングに出してたら、シミ抜き代だけで 新しく襦袢が作れそうな勢いだったと思います。 勿論、部分的なひどい汚れの所は残ってますが、見違える奇麗さ! 実は、着物を着ない母が、この襦袢を他の物のついでに クリーニングに出してやろうか?と言ってましたが 大変な散在に、恨みを買う結果が分かってたので断りました。 (他のをお願いと言いたかったが、言い出せなかった……) 乾いてから羽織ったところ、推定ですが裄2cm、丈5cmの縮み。 私の着物は古着が多く、身幅が狭いものも多いので それ用にすればいいかなと思っています。 また、真冬の近所へのお買い物、着物もボロだし羽織も着てるし こういう時こそ、着脱が簡単な長襦袢!て事で、活用できそうです。 (そのまま着るには、いくらボロ仕様でも、商品をレジに乗せたり、お金を払う時に インパクトありすぎな袖口でした。) え~、この日は度胸の日でして、 ついでに夏の紗着物も洗っちゃいました~! こちらは縮みませんでした! 呉服屋のおばちゃんから聞いたびっくり話。 店のお客さんで、自分で襦袢を染めた方がいるそうです。 汚くなっちゃったから、もうどうでもええわ!で 玉葱の皮でグツグツ煮て、酢で色止めしたそうで 結果はというと、全く縮んでなかったとか 水で洗うと間違いなく縮みますが、熱湯ならO.K.なの? 縮むかどうかは、織やシボも関係あると思いますが あまりに汚くて、捨てようかと思った時は、一度洗ってみる価値アリです! ※推奨はしません。自己責任でどうぞ。 フツーにお金がある方はクリーニングに出しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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