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テーマ:楽しいNY生活(436)
カテゴリ:わくわくNYイベント
今朝テレビを点けたら、聖パトリック聖堂でのミサを生中継していました。聖杯の扱いが茶道に少し似ている・・と聞いていたので、ワシントンからずっとミサの中継は(そのために)見ています。確かに手を触れたり、口をつけると必ず白い布のようなもので扱うので、そういうところは似ているかな。お干菓子のようなおせんべいも口にするし・・。 報道の様子から、大イベントなんだろうなぁ・・と思って眺めていますが、法王の過密スケジュールを見てビックリ。おととい誕生日を迎えて81歳になられたのですが、法王も体力勝負なんだなぁ・・としみじみ。 18日 9:45 a.m. JFK空港に着く 10:45 a.m. 国連総会で演説(ローマ法皇の国連訪問は1995年以来) 5:00 p.m. Park East Synagogue(Jewishの礼拝堂)訪問 6:00 p.m. Church of St. Joseph 19日 9:15 a.m. St. Patrick's Cathedralでミサ 4:30 p.m. St. Joseph's 神学校を訪問 (若い信者と交流) 20日 9:30 a.m. Lower Manhattan(グランドゼロを訪れる) 2:30 p.m. Yankee Stadiumでミサ 8:00 p.m. JFK空港を発つ 3年前にコンクラ~ベで決まったときは、もっと若々しいイメージのあったローマ法王。だいぶお疲れなご様子で・・と思っていましたが、国連での演説やシナゴーグでの対話の抜粋を記事で読む限り、まだまだ現役と思いました。 国連では29分間の演説をフランス語と英語で行い、「少数の意見による押し付けが(国際社会では)明らかに矛盾をはらんでいるということに気付いてる」という政治的なことや、国連の役割、政治とはちがった宗教の役割などを説いています(参照)。 今回の日程でおぉ・・と思ったのは、昨日のシナゴーグ訪問。ラビはオーストリア出身でホロコーストから生存し、ローマ法王はドイツ出身で10代のときヒトラー・ユーゲントにいたことがあったそうです。当時、ドイツではよほど力のある家で無い限りヒトラー・ユーゲントに入ることはほとんど義務だったそうです(参照)。 こうして宗教や人種、文化というものを超えて、人間としての対話って必要なことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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