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テーマ:今日のランチ(39901)
カテゴリ:てくてくNY散歩
「お花が咲いたらお城でランチしよう~」と寒い季節に友達から声をかけてもらい、その響きに楽しみにしていました。お城というと小田原城かシンデレラ城か、セントラルパークのお城しかなく・・。その名もCASTLE ON THE HUDSONというお城に行ってきました。
南北戦争時の将軍の息子General Carrollによって、1897年と1910年の2回に分けて建てられました。当時はAxe Castle(その前はCarrollcliffe)と呼ばれたお城で、古き良きウェールズ地方を偲ばすデザインです。建てられた当時は45部屋あったそうで、お城の1番高い塔は、ウェストチェスター郡でも1番高い位置に聳えています。 1940年まではその一族が所有していましたが、その後は公立小学校に短期で貸し、その後現在のように中を改造してホテルとして経営しているそうです。1泊のお値段を知りたかったのですが、満室続きでわからず、2004年9月放送の"OH!MYニューヨーク"によると「宿泊代:$310~$750(お城:7室、新館:24室)」だそうです。友達ともマンハッタンのホテルに泊まるのと大差ない・・と話していました。 私たちがランチをしたレストランは、お味も☆☆☆☆☆を受賞している"Equus"。入り口から続く調度品やゴージャスな雰囲気に圧倒されました。ディナータイムはドレスコードがあるようで、この中で食べるのは緊張しそうです。雰囲気はバンフで泊まった「バンフ・スプリングス」に似ていたので、母たちは絶対に気に入ると思います。 席は窓際に予約をお願いしていたので、窓からの景色を眺めながら、気持ちよくいただきました。私はオニオングラタンスープとビーフのメインを、友達はサラダ、ポークの本シメジ添えなどを注文。レアでお願いしたら、「本当に真っ赤できますよ」とウェイターさんに脅かされ、ミディアムレアに。ポークもそうだったそうですが、外はコンガリ、中はジューシーで、アメリカで食べたお肉で1番美味しかったかも。なにより嬉しかったのは、全て薄めの味付け。チョッチョッと塩胡椒してあるくらいで、ソースやお肉、付け合せの玉ねぎやポテト本来の味が楽しめました。 デザートは別々にバナナのソルべ、お城の形のチョコレートケーキ、ピスタチオのケーキ(左から)を注文。どれも美味しかったです。バナナはサッパリとして滑らか、チョコはギュッとチョコの美味しさが詰まっていて、ピスタチオはそんなに甘くなく・・。 食後、お庭を探索。大理石のチェスや洋ナシの置物など不思議なオブジェが置かれていました。庭園内にはプールもあり、ここはNYCからそんなに離れていないのに、都会の喧騒忘れる贅沢な場所です。私たちの並びのテーブルで召し上がっていた老夫婦は、食後チェスの前で読書をしていました。プールサイドでもカップルが座っていました。最近、仕事も遊びも詰め込み過ぎの私には、時間を気にしない彼らのような過ごし方に憧れます。もう少し余裕をもって優雅に時を楽しみたいものです・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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