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カテゴリ:てくてくNY散歩
5番街からチラッと見えるクリスマスツリーがきれいだったので、久し振りにPublic Libraryの中に入ってみました。1階奥では企画展が時々催され(無料)、以前、繪本展で杉田玄白の解体新書の原本を見たことがありました。先日も、ミケランジェロの生涯や作品を綴った本“Michelangelo: La Dotta Mano”が届き、一般公開した記事を読みました。約1200万円程する世界で一番高い本らしく、表紙には大理石やビロードが施されているとか・・(参照)。最近では映画"Sex and the City"でも登場しました。 キャリーでなくとも、その内部のインテリアは感嘆の声をあげるほど立派なものです。1895年に創立、1911年に開館。ボザール様式を取り入れた古典様式の建物です。ボザール様式とは、パリのエコール・デ・ボザールで学んだアメリカ人がアメリカに戻り取り入れた建築様式で、19世紀末~20世紀初頭に流行ったそうです。広い空間を直線的な柱で支えている神殿のような厳かな趣があり、他にグランドセントラル駅や自然史博物館などもボザール様式です。 5年前、NYに来て間もない頃にガイドブックを見ながら(そのガイドブックを久し振りに広げながら書いています)訪れたときのことは忘れられません。都会のど真ん中、クラクションなどの喧噪を吸収してしまったような、古典的な内部にただただ唖然としたものです。 入口には図書館を守るかのように2頭のライオンが鎮座しています。ヤンキースが優勝するとそのライオンたちがヤンキースのユニフォームを着る・・と聞いて楽しみにしていましたが、願い叶わず。 ここのリーディング・ルームにテキスト持ち込んだこともあったのですが、天井見たり、周り見たりで全然集中できませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.28 01:12:41
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