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カテゴリ:京都
前々からお会いしたいと思っていた、加茂町にある浄瑠璃寺の「吉祥天女像」にお会いしてきました。 加茂町は京都府の南東にあたり、奈良県との県境になります。 浄瑠璃寺はその加茂町の中でもさらに奈良県に近いところです。 山の中の静かなところに浄瑠璃寺はありました。 入っていくと綺麗なお庭があり、山手に三重の搭がありました。 綺麗な空気と春の日差しが美しいお庭を照らし、心が洗われるようでした。 本堂に入るとまず、四天王の中の持国天と増長天が迎えてくださり、 その並びに九体の阿弥陀様が整然と並んでおられます。 大きな阿弥陀様を中心に四体づつ左右に並んでらっしゃいました。 大きな阿弥陀様の右に「吉祥天女像」が美しい厨子に入って迎えてくださいました。 みうらじゅんといとうせいこうの「見仏記」という本があります。 「見仏記」は名前の通り、仏様を見る、たくさんの仏様を見て歩いたことが書かれています。 その中で、浄瑠璃寺の「吉祥天女像」は、たいへん色っぽい。と紹介されてたんです。 今日念願が叶ってお会いできました。 色白でポッチャリされてて・・・ やはり色っぽかったです。 写真は買ってきた絵葉書を写した物で鮮明でなくて、申し訳ありません。 ほかに、かわいらしい子安地蔵さまもいらっしゃいました。 四天王の他の方、多聞天は京都国立博物館へ、広目天は東京国立博物館へ出ておられるそうです。 帰りはお不動さんと、そのお不動さんが従えてられる、こんがら童子とせいたか童子の見送っていただきました。 お土産に絵葉書と、土門拳の撮影したカレンダーを買いました。 今日は念願もかない、好転にも恵まれ、心洗われた一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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