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カテゴリ:京都
くろちくさんを出てから、娘と二人で私の幼い頃の思い出の場所へ行きました。 思い出の場所とは、烏丸通り三条にある「六角さん」というお寺、 ここは華道池坊のお寺です。 幼い頃の思い出、とは・・・ 六角さんにはハトがイッパイいて、茶店では「はと豆」なるものを売っています。 母と弟と一緒に六角さんに行ったとき、はと豆を買って貰って大喜びしたのもつかの間、 私が豆を持ってるとわかったハトたちは、ババババーとイッパイ飛んで来て沢山のハトが私に止まりました。 肩や腕や頭の上まで・・・ そして肩のハトと頭のハトが喧嘩を始めたんです。 ハトの足が食い込んで痛いし、 襟のところに刺繍が入ったお気に入りのブラウスはドロドロになるし、 そして何より怖くて怖くて、あれ以来私はハトが苦手です。 なのになんで娘を連れて六角さんに行ったか、というと写真を撮って皆さんに見せたかったから・・・ そう、ネタを探して立ち寄ったんです。 六角さんに着くと、いるいる、丸々と太ったハトがイッパイ居ます。 お参りを済ませ、茶店で「はと豆100円」を買いに行って貰って待ってました。 なのになんだかデジカメの調子が悪い、すぐに「容量に空きがありません」と出ます。 なんで??なんで??後でわかったんですが、その時何故か写真のサイズが大きくなってたから すぐに容量がイッパイになったんです。 カメラに気を取られてると、娘が茶店から出てきました。 途端にハトがババババー!と娘をめがけて飛んできます。 「うわっ!キャー!腕に止まった~」と娘が・・・・ なんかバサバサ音がしてる。 「あんた!早よ豆まきっ!!」バラバラと豆をまくと騒ぎが収まったようです。 実は私、怖くて正視できなかったんです。デジカメの調子が悪かろうが、良かろうが、 娘が叫んでいても、正視できない・・・母失格でしょうか・・・ 娘に「写真撮れへんかった・・・」と言うと 「なんや!せっかくネタになったげたのにっ!」と怒られました。 「そやかて怖かったんやもん」 六角さんの写真を撮り、ふっと見ると、た~くさんのハトが全員こっちを向いて進んできます! もう豆持ってへんのに!みんなのくちばしが、いっせいにこっちに進んでくる!! 怖いよ~怖いよ~早よ帰ろ! そしてその後イノダコーヒーに行ったのでした。 たった何時間なのに、3日に及んだネタ、引っ張ってゴメンネ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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