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カテゴリ:遊び
先日、友人と京都国立近代美術館へ
「ルノワール+ルノワール」を見に行ってきました。 「ルノワール+ルノワール」は絵画で有名なオーギュスト・ルノワールと 次男で映画監督のジャン・ルノワールとの展覧会です。 長男も画家、三男は陶芸家です。 次男のジャンが映画を撮る時、背景や衣装に父の影響を受けていた事がよくわかる展示になっています。また父オーギュストが家族をモデルにした作品も沢山展示されていました。 リュウマチになっても手に絵筆をくくりつけて描いていた父、 母であるアリーヌや母の従兄弟で子供達の乳母をしていたガブリエル も描かれていて特にジャンはよくモデルになっていたようです。 よく見るルノワールの絵、柔らかい光と影、活き活きした目。 家族の肖像はそれにもまして暖かさや愛情を感じました。 髪の毛や頬に触れてみたくなりました。 ジャンの映画でも父を尊敬して父に大きな影響を受けていた事がよくわかりました。 撮影したところも父の好んだ場所を使ったり、モノクロでも衣装が絵とそっくりで面白かったです。 全く知らなかったんですが「ピクニック」とか「フレンチカンカン」もジャンの監督作品だったんですね。 カラー作品の「恋多き女」はイングリット・バーグマンの主演です。 少し流れていたシーンはとても美しくオーギュスト・ルノワールの作品とそっくりでした。 今回も音声ガイドを¥500-で借りてじっくり見てきました。 久しぶりに綺麗な物を見ていい気分。 命の洗濯(古うございますなぁ)出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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