谷川と上原2。 株式会社オアシス
前回は棋士・谷川9段の事を書きました。今回は上原について。ボストンレッドソックスでワールドシリーズを優勝した上原。今が旬、輝いている上原。そんな彼の「雑草魂」は有名ですね。所謂、野球エリートではない上原。高校時代はエースでなく、無名の2番手投手。大学時代には道路工事のバイトなどで身体を鍛錬。その鍛錬の結果か、大学時代に注目されて巨人へ入団。新人で20勝して一躍、巨人のエースに。その後、メジャーに移籍したのですが・・・・・・。結果が出ずに数球団を渡歩く羽目に。テキサスレンジャーズではダルビッシュの影に隠れて全く注目されず。中継ぎ投手。その評価も6~7番手の投手。そんな状況からレッドソックスへ移籍。当初は中継ぎの3~4番手と思われていた模様。しかしセットアッパーやクローザー候補が故障でチャンスを掴んだ訳です。そのチャンスをしっかり生かしてリベンジしました。27連続アウト、なんていう凄い記録も作りました。つまり完全試合と同じ訳ですね、内容は。地区シリーズ、リーグ決定戦、そしてワールドシリーズでの大活躍。しかしその根本は雑草魂。自分を低く評価している球団、メジャーを見返したい、という強い気持ち。本人は「反骨心」と言っています。挫折を繰り返しても決して諦めない姿勢に共感します。先日テレビで見たら、現在単身赴任中の上原はホテル住まいでした。それも豪華な部屋ではなく、1泊9,000円位の普通のビジネスホテル。広さも20~30平米程度の普通のもの。洗濯も自分で球場にて行う、と事。食事も球団の食堂で作ってもらう安い食事でした。まるで普通のサラリーマンの単身赴任の感じ。華やかなメジャー選手とは違い、非常に質素で普通でした。この辺も共感を呼ぶ訳です。上原には来シーズンも身体に注意して活躍して欲しい。上原も谷川も一時代を築いた人です。その二人が挫折を経験しても、めげずに頑張って活躍しているのです。良いお手本です。私も自分なりに頑張っているのですが、もっと努力しなくては、と思います。今日も一日頑張ります!