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テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
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ふるさとや葛の風さへ荒々し 鈴木真砂女
「太平洋から吹きつける風が、丘や土手をおおって いる葛に荒々しく当たる。 悪女の汚名を着た私にもきびしく当たる」 と、真砂女は書いております。 夫を捨て家を捨てて年下の男のもとに走った 真砂女は、悪女と呼ばれて世間の非難をあびたの です。 彼女は70代になってようやく俳人として認められ ましたが、ふるさとでは悪女の汚名を着たままでした。
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Last updated
2006年10月04日 07時43分01秒
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