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テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
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カスバの女作詞:大高ひさお作曲:久我山明 唄:エト邦枝
〔蛇足〕昭和30年(1955)、芸術プロの映画『深夜の女』の主題歌として作られました。 カスバは、国または都市の域内を意味するアラビア語のカサバから出た言葉で、軍隊の駐留する城砦、または城砦をもつ地方の中心都市を指します。ただし、北アフリカでは、地域により、少しずつ内容が違います。1つはラバトやチュニスのように、城壁で囲まれていた都市の一画、とくに城砦の部分を呼ぶ場合、もう1つは、地方の小さな砦や地方官の屋敷、またはそれらのある町全体を指す場合(とくにモロッコ)、3つ目は、アルジェのように、ほぼアルジェリア人のみが居住する旧市街を指す場合などがあります。 外人部隊は、簡単にいえば傭兵部隊で、ヨーロッパのいくつかの国が金銭的報酬を条件に兵士を集め、主として植民地の治安維持などに当てました。とくに有名なのがフランスの外人部隊です。国籍や前歴などはいっさい問わなかったため、政治亡命者や犯罪者、食い詰め者、失恋男、戦争マニアなどのたまり場ともなっていたといわれます。
以上、歌詞をご紹介しましたが、どことなく退廃的な 雰囲気のただよう歌ですね。 これも私のカラオケの十八番です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月31日 17時02分58秒
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