信濃路見聞録　陽だまり

8がつに入ると食品スーパーやホームセンターで

かんばをよく見かけます



長野人にとってはなくてはならないものの一つ

このかんばをお墓（又は玄関先）で焚いて

ご先祖様をお迎えするのです



そうして16日にはまたかんばを焚いてお見送りする

家々の玄関先には

かんばを焚いた後の黒い燃えカスが残っていたりする



こういう風趣は実家にはなかったので真似たいと思うけれど

うちには仏壇もお墓もないのでそれは出来ないことなのですよ





かんばとは白樺など樺の木のことで


通常かんばと言えばその木の皮のことをいいます




さてさて夏休み中の娘に意地悪な質問


『今日は何の日？』


『･･････』




『今日は広島に･････』


『分かった！！原爆が投下された日』


『････の1日前だよ～』




『でも8月14日は分かるよ』ときた（完全に勘違いしている）


『ふんふんそれで？』



『終戦記念日！！』



『ピンポ～ン！！おお外れ～～　それは15日だよ！！』



まったく･････






終戦から63年･････



だんだん戦争を知らない大人や子供たちばかりになっていくんだな