「コンサートに出かけたいと思います。お知らせくださいね。」
毎年お互いに交換している年賀状。今年のAさんの賀状の添え書きを読んで、10年以上前に、黒野さんのコンサートを開催された時に、私も会場となったAさん宅に聞きに行ったのがきっかけで、お手紙のやり取りが続いていました。ちょっとしたコンサート開けるくらい広いお庭。文化サロンのような離れの2部屋。そこには絵画あり、手作りの置物や人形あり、Aさん作のタペストリーあり、さながら趣味の教室のようなお部屋が、強く印象に残っています。
そのAさんに、3月9日の崇福寺での東日本大震災追悼コンサートのご案内のお電話をしてみました。
「お久しぶりです。Aさんにはますますご活躍でいらっしゃいますね。お変わりございませんか?」
「ありがとうございます。またあの信長の首塚のある崇福寺で、コンサートをされるのですね。是非おうかがいしますよ。」
「えっ?以前に崇福寺でコンサートをした時に、いらしてくださったのですか?」
「ええ。聴かせていただきましたよ。その後もずいぶんご活躍ですね。ところで、秋に観月コンサートをなさってはいかがですか?」
「是非やりたいと思っているのですが、なかなか実現せずにいます。今年の秋はどこかで出来ればいいな、と思っています。お寺に限らず、ふさわしい会場なら、場所はこだわっていません。」
「よろしければ私どもの知っている会場で、是非お願いします。企画すれば、いらしていただけますか?」
「そりゃあもう、Aさんのお申し出なら、喜んで演奏させていただきますよ。」
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最終更新日
2014年03月02日 00時24分14秒
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